返信

詩を教えて下さってありがとうございます。

感動したのは、言葉の力にここまで深く動かされるということが稀だから、そしてこれをわざわざ届けて下さったのが嬉しいから、です。

 

f:id:shinkai6501:20170508015910p:plain

f:id:shinkai6501:20170508015930p:plain

d-score 楽譜 - 作曲白秋民謡集「あの頃」 北原白秋

 

「詩」とはこういうことなのだな、と思います。

最小限の語数が、一時代に相当する時間・空間の広がりを現出し、

威嚇のない平易な単語が、抗えない受苦としての生と、その中での各々の能動とを言い当て、

淡々と事実を述べることが、こんなにも深く私を揺さぶる。

 

私が kotnei 氏の御ツイートをRTをしたのをご覧になって、昔お聞きになった歌をお思い出しになった、というのも、因果の一環になったようで嬉しいです。「懐かし」かった、というお言葉も。

 

四姉妹

友人宅で、いつもは1頭1頭のしぐさにズームアップして見てるんだけど、

f:id:shinkai6501:20170506160839p:plain

今日は、4頭のフォーメイションが刻々変わるのをぼんやり眺めてた。

 

トラペジウム

f:id:shinkai6501:20170506161052p:plain

 

や座

f:id:shinkai6501:20170506161147p:plain

 

レチクル座

f:id:shinkai6501:20170506161257p:plain

 

こと座!

f:id:shinkai6501:20170506161325p:plain

 

こと座がいちばん好きな星座なのは、造形そのもの、ヴェガの輝きそのもののせいだが、どうしたって、オルペウス伝説が纏わってるから、というのもある。両面性が、音楽作品を好きになる理由と同じだ。

 

音楽ファンと天文ファンの共通点。どちらも3種類に分類できること。①学問から入る者、②ロマンティシズムから入る者、③メカから入る者。

 

南半球でヴェガは冬の星で、青白く揺るがない輝きが、冬の厳しい空気にまったく相応しいんじゃないか?と想像する。

よわい

密秘さんに

 

 

「弱点」「攻略するならこのポイントから」

 

心惹かれる対象を持つとき、その対象に「よわい」という言い方をする場合がある。

 

本来つよくあることを期待されるから、それに沿えず「よわい」と評価される。 

「主義」の「意識」で叙情派シンフォへの否定を貫いてるとき、この曲を示されると、私の「気質」は抗えない。

この曲に私はよわい。そうなったについてはなにがしか個別の事情があった筈だが思い出せない。

意識が殊更にそこから身を守ろうとするのは、そうしていないと気質が付け入られるからだ。

 

「よわい」を言い換えるとしたら。

「感じやすい」というとアクティヴな「つよさ」とも思えるが、「動かされやすい」はパッシヴな「よわさ」なのだろうか。