日記 2022年02月12日

明け方、梵鐘、キー高めでカーンと澄んだ音色のが、聴力の地平線ギリこっち側で、3回鳴る。似た音色でピッチが違うのが、1回。

近所のささやかな祠は瀬戸稲荷神社で、ある方からご教示頂いた岡山県神社庁の HP によると、創建は延喜年間。さすが西日本は歴史が深い。
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稲荷神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁
www.okayama-jinjacho.or.jp

ここに移って来て1か月になるけど、まだ猫を1匹も見てない。
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冷蔵庫→戸棚は日常のコースなので、待ち構えて撮ることが出来た。同じアングルで数枚撮った。もう一瞬早いタイミングで、フォーカスが猫に合ったショットがあったのだけど*1
手許に残ってないのは、良いショットから順に知人に送り付けまくったから。
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Red Priest の Vivaldi
www.youtube.com
春の音楽。
私は TPO で音楽を聴かないということも、表題楽的発想が嫌いというより解らないということも、従前表明してる。
私は Vivaldi も『四季』も好きじゃないけど、Red Priest はロック・バンドみたいで好き*2
表題楽への私のスタンスを決めたのは吉田秀和からの影響、ということも以前書いた。

「日本では――日本ばかりでないかもしれない――もちろん、春夏秋冬の四曲からなる合奏協奏曲『四季』が、ひどく有名だ」「しかし、私はこの曲を好まない。何を好んで特に幼稚な表題楽的手法のために、音楽の本当の醍醐味が希薄になり、進行が乱されているような曲の流行の片棒をかつぐ必要があろう? それよりは、むしろ、作品三の『調和の霊感』(L’estro armonico)をとろう」
(『LP300選』>「イタリアとフランスのバロック」、新潮文庫

この本は元々は1961年に出てる。『四季』は遅くともその時点でいたずらにポピュラーな存在だったのだな。

桜風味蒸しぱんは、せっかく桜風味なので、レンチン30秒して食べる。
そう! この家には電子レンジがあるんですよ! 今までパン一般わざわざ(蒸籠も無いのに)蒸して食べてた。

桜風味蒸しぱんの写真を撮り損ねたけど、スーパーのお菓子コーナーで抹茶フェアやってた:
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ロアンヌのゴーフレットの、薄さと平たさのデリカシー。

*1:追記 2022年04月02日 Olympus ピカソというカメラで撮ってる。①まずシャッターボタンを半押しして被写体にフォーカスを合わせる②完全に押してシャッターを切る、の手順なので、この場合、①まずまだ冷蔵庫の上にいる猫にカメラを向けてフォーカスを合わせる②冷蔵庫と戸棚の中間にカメラを向けて待ち構え、猫通過と同時にシャッターを切る、のだが、この時は何の事情でかフォーカス合わせの手順を踏めなかった。

*2:まあグループ名 'Red Priest' =「赤毛の司祭」は Vivaldi その人のニックネームなわけだけど。