合唱

女声合唱組曲『美しい訣れの朝』から「お母さん」

阪田寛夫 作詞、中田喜直 作曲

福島県立安積女子高等学校

1986年10月26日 Nコン全国コンクール高等学校の部(金賞)

 

福島県立安積(あさか)女子高等学校は、2001年に福島県立安積黎明高等学校になって、共学が始まったそうです。

 

昨日はなぜか合唱に思いを致す1日でした。

「お母さん」を聴きたくなってつべを検索したり。

『原子心母』の文字列を目にし、そういえばこのあいだ久しぶりに聴いて、合唱の箇所(13'20"~14'50")がいちばん面白いと思ったんだった、と思い出したり。初めて聴いた時はここにいちばん違和感を覚えたのに。

ゲストの力を借りて良いものが出来ても意味ない、と思ってた、ということは、バンドとしてのピンク・フロイドへの思い入れが強かった、ということです。エコーズが好きでした。

 

そして。

「後半部分のリズムについては宮城県民謡「斎太郎節」との共通点が指摘されている。ちなみにジョンはビートルズ日本公演で来日した際に東京ヒルトンホテルの10階のスイートルームに運び込まれたステレオセットで日本の民謡のアルバムを熱心に聞いており、その中でも”スゴくリズムがおもしろい”と言ってたのが「斎太郎節」だった」

ウィキペディア「アイ・アム・ザ・ウォルラス」)

レノンが聴いた音源がこの動画のものと同一かどうかはもちろん判りませんが、なるほど。

'I Am The Walrus' の 3'30" 目から最後までのコーラスが、なるほど。*1

*1:追記 2024年02月07日

コーダのコーラスが斎太郎節の影響である説(レノンが来日時にホテルで聴いて気に入った説)は、星加ルミ子の談話が根拠らしいのだけど、事実関係を詰めると、不確定な、あるいは時系列と食い違う点があるらしい。

でも、じゃあ、もし斎太郎節の影響でないとしたら、いったいどこからこんな斬新な楽想思い付くのか、謎が残る。

いっぱんに、「曲に即して分析・推量する」ことと「資料で事実関係を確認する」ことと、相俟って真実が見えて来るのだなと思う。