ピグワールドは、建設クエストを終えて、今後は気ままな街並づくりが続く。
クエはあとほど高級住宅だった。それに見合う一区画造成を試みるのだが、「セレブ」の表現方法が分からない。
家と家の間の空間を広く取るのがセレブかも知れないと思った。
でもピグワールドにおいて「道路」を敷き広げてゆくことは、間伸びしてゆくことだ。
せっかく作った空間に、植木やプランターなどの「デコ」を置いて、間をもたせたくなる。
矛盾する2つの要請、「広い空間」と「密度を保つこと」の両立。
まず、試しに1本立てた標識が意想外に効果的だった。鉛直線が1本入ることで、水平方向にのんべんだらりと延びる路面にメリハリがついた。植木ほど場塞ぎな印象もない。
(当初からのアイデアとして、この街区の照明は「床置き街灯」で統一すると決めていたから、柱状の街灯は使えなかった。)
次に、「デコ」を置けないなら「道路」そのものをデザインすればいい。「のんべんだらり」の理由は、「道路」が、「たてよこ」に沿った単純なパターンの繰り返しになることなので。
ある友人の「街」が、丁寧に作り込まれてて、色と光のつぶつぶを振り撒いたような独特の美しいテクスチュアをもつのを、羨み、どうすればああなるのか不思議に思っている。
私のこの区画は、とてもそれを真似できてないけど、触発されてはいる。