#StevieWonder

'Sir Duke'(キー:B)のサビは、歌メロだけ取ると、「ミソソミソミ|シラシラ」と、この上なく素直でシンプルでキャッチーなダイアトニック。

そこに、B → Fm(→ Emaj7)とコードづけする。

 

Fm!G♯m ではなく!

G♯(6度のメジャー)の代替とも取れるし、

次の Emaj7(サブドミナント)との関係で決まってるようにも見える。

f は b から見て増4度だけど、奇を衒ってそうしてるのではない。じじつメロの「ナチュラルさ」(「自然さ」&「臨時記号を伴わなさ」)と「キャッチーさ」を妨げない。Fm → Emaj7 の進行も滑らかだ。

 

「天才」という語で呼ぶことは、どこがどう天才なのか論ずることを放棄することだ。「マジやばい」と同値だ。

けど、イレギュラーな創意を自然にやってのける Stevie Wonder を、天才の摂理に与る者と呼ぶ以上の適切はないのも事実だ。

ピグワールド 香港 まとめ

f:id:shinkai6501:20190320093428p:plain

前回の記事にも「追記」として書いたのですが、「香港」の余白は、水墨画における「余白の美」的な積極的表現ではなく、たんに消極的な「やりかけ」でした。

なので、そこに、仕上げとして、ススキで手を掛けました。

 

一応イメージに近いものが出来たので、まとめておきます。

 

そもそもこの「香港」は、実在の香港を参照せず、基本コンセプトが「林に見え隠れする家々」(「大都会香港」ではなく)です。

その造形のアイデアとして、3種類の植物を、それぞれ別のラインに沿わせて連ねる、ということをやりました。そうやって林を作り、合間に人工物を覗かせる。

すなわち、竹を逆S字のラインに沿わせ、木とアジサイをそれぞれのラインに沿わせて竹のラインに絡ませる。

どこかに『蟲師』の「光脈筋」のイメージがありました。

 

私はワールドの造形ではいつもその場の感覚だけが頼りです。ただ今回は、感覚に随うにしても、何かしらの手掛かりが欲しかった。「ラインに沿わせる」というのはそういうことです。厳密ではないけど手掛かりがあって、でもディテイルは最終的に感覚で決定する。

今回のススキは、仕上げなので、手掛かりに縋らず純粋に感覚で、置くべき場所を決定してゆきました。大事にしたのは、みっちり間を詰めるのとは逆に、最小限を効果的に置く、ということ。囲碁の「布石」的な、「みなまでいうな」的な。

 

ふと気づきました。

「暗渠」を作った時、暗渠を「交通の=人間社会の都合で秩序立つ街並に沿わないライン」とイメージしたのでした。「社会の秩序ではなく自然の秩序に沿う」という。

「香港」でも、二項対立という点では、同じことやってるな、と。自然物は「光脈筋」に沿い、人工物、家並みや道筋はヒトの都合に沿う。

ただ「香港」では、自然を主役にし、人工物はそれに対立せず、それの一部として安らいでいます。安らがせたかった。

 

もともとは、ヒトの移動は自然に沿ってるんですが、都市とか、資本主義経済とかは、自律的に自らを秩序立てて、ときに自然と対立し、自然を壊す。

私(たち)が暗渠に胸ときめくのも、都市の自律に息が詰まってて、自然に沿いたい気持ちがあるから、なんじゃないか。

ピグワールド 高低差

ピグワールドで、チュートリアル終了後まず作り始めるのは、幹線道路と、その沿線の街の核心部から、なのだし、住人には、大事なピグともから順番に住まってもらう。

でも、その時作る道路の幅は、地面を区切る最小単位のマス目の大きさでいって、一辺の2倍だ。自然それを選んでしまう。

チュートリアルに出てくる道幅がそれなので、そういうものだと思い込んでるし、購入する「道路」(という名前の正方形の単位)の面積に2種類あるうちの、これは広い方だ。2×2。もう1種類「小」は、1×1。「幅が2」は「大通り」なのだと思ってしまってる。

買うための「チップ」をまだ十分手に入れてない。デフォルトでは土地の広さにまだ限りがある。これらのことも道幅をなるべく小さく、というストレスとして働く。

今はもっとふんだんに資材をつぎ込んで、大胆に造形する。親友の家が並んで面する、街づくり開始当時の「メインストリート」は、街並に埋もれてる。旧街道が、国道に平行してひっそり静まるみたいに。

 

 

さて、香港それ自体にはその後 手を加えてないのだが、置かれる環境のせいで意味付けというか印象が変わった。

f:id:shinkai6501:20190319072918p:plain

すなわち。

「香港」と、上端の「カスケード」とは、もともと相互に無関係だった。

新たに右上に、おてつだいに訪れて下さる方のデイリークエスト用の一角を作った(「香港」カタログゲット完了で、市長パワー・チップ・スタミナ的にも、スペース的にも余裕が出来たので)。

すると、「ニュータウン」エリアの限りあるスペースの中で、「香港」「カスケード」「デイリー」の3つが隣接してしまった。

 

ので、つなげた。

 

「デイリー」は「カスケード」の上流部とつながることで高台になった。

 

「香港」の中では高低差を表現していなかったので、「デイリー」とつながることで、「香港」全体が高台ということになった。沼色の水面を睥睨してる。

f:id:shinkai6501:20190319075826p:plain

左端にチラ見える、ピンクの床と赤の欄干の舞台は、断崖の上の筈(「カスケード」の最下段に隣接するのではない筈)だが、そのように表現するのは難しい。というか不可能だ。ピグワールドの高低差は疑似であって、実際にデコを高さ方向に積めるわけではないので、出来る事出来ない事がある*1

 

カスケードに沿う竹林の道の行きつく先、最上段に、さらにキューブ2個分の高さを作って、背の高い木を植えた。

最下段はさらにキューブ1個分低くした。

私は高低差が好きだ。位置エネルギーを蓄え、放出する。

f:id:shinkai6501:20190319080019p:plain

 

 

追記

 

そうか!「水平」の道路がパッと見「鉛直」の壁に見えてしまうのは、「無地」ではなく「格子柄」にして水平を明示することで解決するのか!

f:id:shinkai6501:20190321140226p:plain

「香港」の余白は、断じて水墨画的「余白の美」ではなく、たんに「やりかけ」だったので、ススキで手を掛けておいた。ただし、この手法でさらに延べ拡げることはしない。隣接する空き地には、新たに何か目醒ましいアイデアが閃けば、それを置く。

f:id:shinkai6501:20190320093428p:plain

*1:こういうタイルがあればやりやすいんだけど:

f:id:shinkai6501:20190322154859p:plain