The Beatles 'She Came In Through The Bathroom Window'

www.youtube.com

死刑にするも罰するも印籠

三平さんの本 つまんねえ

忠兵衛さんの本 詰み

 

構成が、2コーラスで、

AB AAB

と、2コーラス目のほうが長くなってるのが、独特のセンスだと思ってた。

聴き手は「何度もくどく言われたくない」。この感覚に沿うために、同じ楽節が「再現」する時には短くする、というのが一般的な曲構成だと思う。

聴き手は、曲後半ほど、せっかちになる。

 

ところが、今回つべで、デモ・テイク("Anthology 3" 所収のものか?*1)や、"The Complete Rooftop Concert" のテイクを聴いて、認識が変わった。

これらのテイクは、3コーラス構成で、

AB AB ABB

つまりアビイ・ロードのヴァージョンは、「AB」→「AAB」と間延びしてゆくのではなく、逆に後半の「AB ABB」を「AAB」に端折ったものなのだ。

 

忠兵衛さんの本 詰み 終え

*1:つべの動画は、『アビイ・ロード』ヴァージョンや "The Complete Rooftop Concert" ヴァージョン(キーは A)より、ピッチが半音ほど低い。元の音源がそうなのか、UP主氏がいじったのかは、私には判らない。

ロジェ・デゾルミエール

偶然見つけた御記事。

shosuzki.blog.jp

「Front National des Musiciens はドイツの文化的な支配に直面して国民精神を育てるのを助けた。フランス音楽を振興することを通じて、フランス中の孤立した人々を結びつけた。希望を刺激する歌で人々の精神を高めた」

 

私はデゾルミエールの名前をドビュッシーペレアスとメリザンド』全曲盤の指揮者としてしか知らなかった。

 

私の、ことドビュッシーについての思いは、ちょっと複雑。

例えばバッハやベートーヴェンについてなら、新解釈の演奏でイメージが刷新されてゆくのを面白がれる。

ドビュッシーでも『海』についてならそれでいい。でも『ペレメリ』となると、アバド喝采しつつも、もういっぽうで「私の思う、本来のドビュッシー」を大事に抱えてる。

その「私の、本来の」ドビュッシー像にいちばん近いのが、デゾルミエール盤。

 

といいつつ、デゾルミエールその人については全く調べたことがなかったし、音楽と政治の関わりについて考えることも、ふだん、しない。

なのでこの御記事は貴重。

 

日本語版ウィキの「ロジェ・デゾルミエール」の項は、「経歴」「初演歴」についてのごく簡単な記述のみ。

 

ユダヤ人であるがゆえにアメリカへの亡命を余儀なくされたミヨーももちろん辛いが、フランスとドイツが戦うのを、わが身を引き裂かれる思いで最も苦悩したのは、オネゲルだったかも知れない。

アリスネタに小うるさい

不思議の国のアリス」に「クッキー」とか、喧嘩売ってんのか。

www.haagen-dazs.co.jp

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周知のとおり、cookieアメリカ英語だ。

tart なら 'Who Stole The Tarts?' の章に出てくるし、bisquit なら "Through The Looking Glass" の 'The Garden Of Live Flowers' の章に出てくる。

'A Mad Tea-Party' の章に出てくる食べものは、butter、bread-and-butter、tea。

三月ウサギはアリスにその場に無い wine を勧めるし、milk-jug をお皿にひっくり返す。

ヤマネのお話には treacle が出てくる。

 

ついでに。

'Jabberwocky' の原型について私は "The Annotated Alice" の Martin Gardner の注釈で読んだけど、ウィキにふつうに説明があって、喜んだ。

ジャバウォックの詩 - Wikipedia

「『ジャバウォックの詩』の第1節は、本来はキャロルが自分の家族のために定期的に制作していた肉筆回覧誌『ミッシュマッシュ』"Mischmasch"で発表された作品である。この第1節は『古英語詩の断片』"Stanza of Anglo-Saxon Poetry."と題されていた」

Wikipedia「ジャバウォックの詩」>「4 原型と構成」

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