榊みちこ 「日記『ポチと鶏』」  #漢字の日

アメブロのブログネタ(お題)「今日は漢字の日 好きな漢字を一つ、教えて!」を見た時、真っ先にある歌詞の一節が思い浮かんだ:

「愛という文字見つめて ウェディング姿を思う」

 

子どもの頃、叔母の持ち物のクラシックのカセットテープの余白に、AMラジオからエアチェックしたとおぼしき音質で、ポップが1曲入ってるのを発見した。

歌手名もタイトルも判らなかったが、しっかり造形された曲と、謎めいた歌詞に、魅了された。

「愛」という字の形象は確かにウェディング姿に見える。意味的にも、ウェディングだから、まんま「愛」だ。上手いと思った。

 

歌詞でググったら、榊みちこ「日記『ポチと鶏』」であることが判明した。

榊みちこさんは、元アイドル歌手、現在は作詞家・美容研究家。

 

ディスコグラフィ

田中美智子名義で2曲

1976年7月5日 ひまわり君/さよならは私から

1977年8月5日 北へ向かって/愛の旅

榊みちこ名義で3曲

1978年8月21日 スパイラルワールド/グリーン・サラダ

1979年1月21日 I.I.YO,I.I.YO/パラレル

1980年2月21日 日記「ポチと鶏」/朝の汐風

 

このうち「ひまわり君」「北へ向かって」「I.I.YO,I.I.YO」はつべに上がってる。「I.I.YO,I.I.YO」はTV番組を録画した動画が2種類確認できる。

でも「日記『ポチと鶏』」は見つからない。仕方がないので、子どもの頃の記憶をもとに、歌メロとコード付けだけ、簡単に打込んでみた:

soundcloud.com

 

耳を澄ませると いつの間にか雨

庭でポチの声 甘ったれて震えてる なぜなの?

今日は嬉しい日 学校終わって

あの人に逢う 打ち明けられた

聞こえていたのにわざと 分からないふりしてみた

幸せが近すぎて目がくらむ 春の陽射しが濃い

愛という文字見つめて ウェディング姿を想う

18になればすぐ プロポーズされる

今日は日曜日 小さな車で 一日だけの二人の旅行

夏の海青く 駆け抜ける渚 笑う歯も白い 別れの長いキス

 

落ち葉が舞い散る いつものバス停

いつもの時刻に あの人の姿がない なぜなの?

ある朝ジョギング 綺麗な女性(ひと)を

いつかあの人にあげた 私が編んだセーター

立ち止まる 走れない 突然に ポチが吠え続けた

聖書の中のペテロが イエスを裏切った朝

その時も鶏(にわとり)が 鳴いていたという

家に駆け戻る 顔を伏せながら 悲しいくせに 涙が出ない

あれは夏の夢 駆け抜ける渚 笑う歯も白い 別れの長いキス

 

エアチェックカセットは1コーラスだけだった。2コーラス目でこう展開するのか。

「春の陽射しが恋」だと思ってた。

新海の新曲

soundcloud.com

「前半部」(1分45秒目まで)について。

 

強弱を、「作曲」や「演奏」で作るのではなく、音の自律的振舞いに任せること。音が自律的に振る舞えるように「仕掛け」を設えること。

強弱を「感情表現」から解放すること。

 

その「仕掛け」の基本形は:

同じ高さの持続音のパートを幾つか重ねる

それぞれのパートは、相互に没交渉に、それぞれの周期で規則的に強弱が変化する

部分の規則的・単純な変化を重ねて全体の不規則的・複雑な変化を得る

 

この「前半部」では、その応用で、同じ高さではなく、6つのパートにそれぞれ倍音系列の第6、7、9、10、11、16の音高の「純音」を割り振ってます。

出力してない「基音」(倍音系列第1)が聴こえてきます。

全体として、この基音の持続として聴こえ、倍音の混ざる割合の時間的推移が、持続音の「音色」の変化として聴こえます。

あと、この6パートのセットを、左右に各1セット定位して、それぞれ固有の強弱変化をするので、「定位」の移動としても聴こえます。

 

「強弱」ではなく「音量」ではないか?とツッコまれそうですが、音楽の要素として考えてる以上、あくまで「強弱」です。

 

1分03秒目から入ってくる音は、私の好きな「マンション建設工事現場の音」を模倣してます。とんかちとヴァイブレイタ。

 

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b2 さんお誕生日おめでとう

soundcloud.com

12月07日は友人 b2 さんのお誕生日です。おめでとう!

今日は、b2 さんがこの世に生まれてくれた奇蹟に感謝して過ごす1日です。

 

b2 さんとは、「何を聴くか」についても「どう聴くか」についても価値と語彙を共有していて、有難いです。

彼女が聴き手にいることで、私はクリエイティヴになれます。

 

先達て b2 さんに差し上げた曲「b2」の、数か所を手直ししたうえ、前半部を付けました。

じつはもともと、「b2」のタイトルのもとでは、この前半部がまずあって、プランが始まったのでした。