(アメブロのブログネタ「おにぎりの海苔はしっとり派?パリパリ派?」に回答して)
3つのことについて書く。
①コンビニおにぎりの、海苔を予め巻いてあるものと、セパレイトされてるものとの差は、「しっとり」か「パリパリ」かの差ではない
②「しっとり」と「パリパリ」は対称ではない
③私は「パリパリ」派
①
コンビニおにぎりの、海苔を予め巻いてあるものと、セパレイトされてるものとの差は、「しっとり」か「パリパリ」かの差ではない。
しっとりにせよパリパリにせよプリセットでひとつの状態を押し付けられるか、個々のユーザーが状態を選べるか、の差だ。
後者では、巻いてからの時間経過によるパリパリからしっとりへの推移を楽しむことが出来るし、その中の特定の状態を、個々のユーザー的ベストとして選ぶことが出来る。
②
「しっとり」と「パリパリ」は対称ではない。
まず、「しっとり/パリパリ」のスイッチではない。「しっとり~パリパリ」は「100 : 0」から「0 : 100」まで連続的だ。
そして、「海苔がどの程度水分を含むか」の問題なので、「パン(定位)の右か左か」よりも「直接音と間接音のミックスバランス」に近い。
③
私は「パリパリ」派。
poetic=小エントロピー ↔ prosy=大エントロピー
の軸で poetic を以て貴いとする者としては、この回答になる。
ただ、もうひとつのパラメータがあって、海苔が欠片になって散るのを、私は好まない。
実践においては、海苔が欠片化しない程度までしっとりさせる。
なにごとも「落とし所」である。