子どもの頃、リトルマーメイドで出会った、プレーンのピタパン。
丸く膨れたフォルムに惚れて連れ帰ったら、パリッと薄くて中空なのが楽しくて、しばらくリピートしてた。
プレーンでそれだけ食べてた。
中空には具を詰めるのだ、と気付くのは後年のこと。
「食パンには何を付ける?」という設問に、いつも居場所のなさを覚える。
何も付けず、そのままか、軽くトーストしただけの食パンを食べてると、珍しいものを見る目で見られるけど、パン自体が好きなんだからしょうがない。
あと、好きなもの。
スマート K。
画像はこちらの御記事から勝手に拝借致しました:
「ドイツ・スマート社のハッチバック型軽自動車」
「日本の軽規格という独自のカテゴリーに海外から参戦した稀な車」
「スマートKの全長はたったの2560mm」「乗車定員は2名で(略)スペースを優先とする日本の軽自動車とは真逆のコンセプト」
横から見たら短さが如実。
日本車の、所与の体積の中に如何に住空間を確保するかの工夫には、敬意を払う。
でもなんか、じっさい私が「車に乗って移動する」ことの意味、「用」的にも、「イメージ」的にも、形にしたらこういうことなんだよね、って、スマート K が思わせてくれた。いずれ荷物を運ぶかもとか、大人数で移動する必要が出るかもとかのために「かわいい」を侵されたくない。
以上、音楽以外で好きなものを列挙しました。ピタとスマートだけかよ。
ピタパンの話は今日しか出来ないし、もう10年以上前に見掛けて好きだった軽自動車をふと思い出して画像検索して「この子!」と特定したのが嬉しくて話題にせずにいられなかったので。