これ(2002年)
が、これ (1972年)
を思い出させずにおかない。キー同じだし。
Alwa の意識に Neu! があったかどうかは判らない。
片やスウェーデンのトラッド、片やクラウトロックではあるが、思えば Neu! 曲のサイケ的「ドローン上のモーダルな節回し」が、トラッドと互いに似たって、不思議はない。
ハリソンや、レノンの 'Tomorrow Never Knows' が「インド音楽に似てる」と指摘する程度に「いまさら」である。
Alwa はトラッドといいつつサックスがいるのが異色。
新宿タワレコで見掛けて予備知識なしに買ったんだった。北欧の民族音楽のコーナーを見たということは、Gjallarhorn でも探してたのかな。
最近たんに好きな曲を貼りたい欲で書いてるな。
でもここ数年はプログレ情報を追ってない。この Gjallarhorn "Rimfaxe" も2006年。最後に買ったユーロ・ロック・プレスは Vol. 50 で、2011年8月号。
似てるといえば。
Utopia "Ra" の冒頭はどうしても「アメーーーバーーピグーーーーー」と歌ってしまうし、Yes 'Yours Is No Disgrace' のシンセのモティーフ最後4音は 'five inches long'*1と歌ってしまう。
*1:4月23日追記。
The Who 'Cut My Hair' のサビに、似たメロディ(同じ音程関係)が出て来て、ここの歌詞が five inches long ということなんだけど、いま知ったところによるとこの箇所の歌詞は 'Zoot Suit'(The Who 名義のデビューシングル 'I Can't Explain' 以前、バンド名を一時的に The High Numbers に変えていた時に出したシングル曲)の歌詞が元になってるようだ。
I wear zoot suit jacket with side vents five inches long (Zoot Suit)
Zoot suit, white jacket with side vents
Five inches long. (Cut My Hair)
《(ピーター・)ミーデンは、バンドを当時流行していたモッズ族として売り出すことを画策し、メンバーにモッズ系の服を着ることを命じ、さらにバンド名をハイ・ナンバーズと改めさせた(略)1964年7月3日、ミーデンが書いた「ズート・スーツ/アイム・ザ・フェイス」(略)で、ハイ・ナンバーズはレコード・デビューする。しかしレコードは1000枚しかプレスされず、ミーデンの懸命な宣伝活動の甲斐もなく、デビューシングルは不発に終わる》(Wikipedia「ザ・フー」)
自作でもなく、ミーデン(日本語版Wikiではパブリシスト、英語版Wiki 'The Who' ではマネージャーとなってる)にあてがわれてやった結果ヒットもしなかった曲の歌詞を敢えて使い回す、というのは、シャレ以上の意図が何かあるのだろうか?