夢で Henry Cow の MV を見た

夢。

Henry Cow 最初期のヴィデオを見ている。ライヴをそのまま収録したフッテージではなく、スタジオ録りのオーデイオに路上で撮った演奏のフリを当ててある。20分くらい。

知ってる(実在の)曲は無かった。一部は先日ある方がブログで貼ってらした(と、夢の中で思った)。

片側1車線くらいの幅の道路の歩道上で、建物を背にして横に並んだ奏者を、車道を隔てたくらいの位置と距離感で見てる。編集で手元アップや俯瞰のカット。

 

憶えてることはいくつかあるが、就中、具体的に印象深く憶えてるし夢の中で「ここがキモ!」と思ってたしアイデアとしてじっさい使えそうなのは、以下のシーン。

3~4人の薄めのアンサンブルに、途中から歩道を進んできた数人編成の軍楽隊が右からフレームインして来て、曲アレンジ的にも合流する。厚いアンサンブルになる。左にフレームアウトする。

俯瞰は、このシーンを全体像として捉えるための撮り方だった。

音はスタジオでメンバーだけで録ってるのか、それともゲストが参加してるんだっけ?など思う。

 

ロケーションは、いつか写真で見た、福岡市南区、国道385線(みやけ通り)が今の立派な大通りになる前の、大橋と三宅のあいだ辺りの長閑な様子。東側の歩道で演奏してるのを西側から見てる。なんだけど、途中から、吉祥寺サンロード商店街(吉祥寺駅北口からシルバーエレファントに向かう途中のアーケード)。

めんどいということ

ドラムトラックを打ち込むのが「めんどい」というツイートを見掛けた。

その方の制作環境を存じ上げないし、問題になさってる「めんどさ」の質やレヴェルは、たぶん私の想像を超えてるんだろうと思う。

私の場合は単に、KORG01/WFD(midi ハードシンセ)で、ドラムやパーカスの音色を作って(プリセットをもとにこれを好みの音にエディットする、という場合が殆どだけど)、61鍵上に並べて、シークエンスに1ノートごとの演奏情報を打ち込む、ということしかやってない。リアルタイム録音で大まかに打込んで、1音ごとにクロック単位のステップタイムとヴェロシティを作ってゆく。

その方の制作は、そんな低レヴェルのことでは無いのだろうけど、私は打込みのどの過程も、ただただものを作る「たのしさ」しかないので、音楽を作る過程が「めんどい」ということがあり得るということが、ものすごくショックだった。

他人事なのに。

 

めんどいとはどういうことだろう?

複雑で手間が掛かるからめんどいのか。あるいは逆に、単調な単純作業だからめんどいのか。

私がめんどくないのは、すべての過程が「作る」ことだからかも知れない。「作業」として「片す」となると、めんどいのかも知れない。

三木黄太氏の訃報

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・三木黄太逝去のお知らせ
(この投稿は三木黄太の遺族によって投稿されております。)

2020年4月28日、三木黄太は長野県伊那市にあるアートファニチャーギャラリーの工房において亡くなった状態で発見されました。検死の結果、発見日の前日27日に心臓に起因する突然死であると推測されております。
生前幅広く交友関係を持っていた黄太ですが、時節柄葬儀は親族のみで執り行われました。

突然の別れとなってしまいましたが、生前より親しくされたご友人の皆様、そして黄太の手によって作られた家具・遊具をご愛顧いただいているお客様には心より感謝を申し上げるとともに、ここに謹んでご通知申し上げます。

なお、今後のアートファニチャーギャラリーの運営についてはまだ注文等の全容を把握しておらず、遺族で協議中です。ご迷惑をおかけいたしますが、少々お時間をいただければ幸いです。

 

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