Arrigo Barnabé "Clara Crocodilo"(1980)。
「ブラジルのザッパとも称される、サンパウロ・アヴァン・シーンの中心人物」が、「アヒーゴ・バルナベー」に掛かる枕詞になってるようだ。
私のゼロ年代はユーロ・ロック・プレスとともにあった。バルナベーも ERP の特集記事で知った。2010年。当時手に入ったのは、2009年のライヴを収めた新譜 DVD『アオ・ヴィーヴォ』くらいだったはず。というか、マーキーからこれがリリースされたからこそ ERP でバルナベー特集記事が組まれた、わけか。
その記事でも代表作として挙がってた "Clara Crocodilo" を初めて音で聴いたのは、'10年代に入ってアメーバピグの音楽フロアに入り浸るようになって、そこで掛けることを思い立ってつべで探した時。
先の DVD でも私はじゅうぶんブッ飛び済みだったけど、情報量の過剰さにおいても、やみくもなパワーにおいても、"Clara Crocodilo" が極点といっていいんだろう。