こちらのつべのチャンネルが、白虎社の映像をたくさん上げてらっしゃる。
白虎社ビデオダンス作品「キメラ」「漂流教室」「光の王国」オーストラリア3部作 1988年
映像作家 邱世源 の仕事としても貴重。
白虎社も邱世源も、ウェブ上の情報が極端に少ない。白虎社の写真がたくさんあったサイトは、Yahoo! ジオシティーズだったため今は消滅してる。
私がある資料で拝見した邱世源の作品は、見た感じ、手作業のヴィデオ編集で作ったような「手作り感」があったので、最初期作というか、もしかしたらプロ・デビュー以前の作品かも知れない。
うまく説明できる自信がないのだけど、
おそらく邱氏ご本人のご出演で、例えば
・「ド」の高さで「あ」と発音、画面右に左向きの横顔
・「ミ」の高さで「あ」と発音、画面左に右向きの横顔
・「ソ」の高さで「あ」と発音、画面中央に正面向きの顔
・無音、人物なし
の絵を、それぞれ「♪」の長さに切って繋げて、
と、音的には「メロディ」、絵的にはそれにシンクロして人物の位置と向きが細切れに変わる
というふうだった。
「✖」印のアクセントの音符では「ガラスの器をトンカチで割る」みたいな絵と音が挿入されてた。
Holger Hiller のこれ
は、細切れといっても基本「フレーズ」単位だけど、邱世源のは「音符」単位に徹してる風だった。
白虎社のメンバー数名が、おそらく1990年代半ばに結成したのが「ミトコンドリアSHOW」。
舞踏といっても動きがスピーディーでポップで明るくて、「マンガとマンザイに影響された」みたいなキャッチコピーでやってた筈。
メンバーのお1人、HARUYO さんが半獣神の午後にダンスとコーラスで参加なさってる。
お詳しい方には周知の情報だけですが、私がざっと調べて判るのは以上です。