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アイスをお皿に少量取って床に置くと猫が現れて舐め始める。フローリングは滑らかでお皿は軽い。そして猫の舌はザラザラだ。ひと舐めするとお皿が少し動く。猫が間を詰める。舐める。お皿が動く。動いてゆくお皿の後を追いかけて猫が部屋の端から端まで歩きながらアイスを舐める。
掟としては、膝の上に乗って来てくれて眠り始めた猫は、強制的にどかしてはいけない、目覚めて自主的に降りるまで待たねばならない、のだけど、私は用事が出来たらどかしてた。猫と私は、主と僕ではなく、友達同士だったので。
フィルムカメラで撮った紙のプリントを、スマホで撮りました。
実家には、一眼レフカメラの PENTAX SL と、簡易な 35mm カメラの OLYMPUS ピカソがあった。PENTAX で撮ったもののプリントが見当たらない。ここに挙げたのは全部ピカソでのもの。ピカソは望遠もないし接写も出来ないので、構図に制約があった。今回かなりトリミングしてる。
なにしろ私は星の写真と猫の写真しか撮ったことがない。
