『白蛇伝』(総天然色長編漫画映画)

10月22日は「アニメの日」。

一般社団法人日本動画協会が日本のアニメ100周年を記念して推進する「アニメNEXT_100」プロジェクトが、その年である2017年に制定。

日付は、日本初の総天然色長編漫画映画『白蛇伝』(製作:東映動画、配給:東映)が公開された1958年10月22日から。

当時の東映社長、大川博が予告編に寄せた「立派な漫画映画を作り、世界に広く進出したい」を、「アニメNEXT_100」が提唱する「アニメの力を世界へ」の先駆と認識して、とのこと。

これですね:

2'37" 目からの後半が「予告編」の「本編」というか、アニメそのものが見られる。

前半が大川社長の挨拶で、上述の一節も出て来る。ここでも、社長の声に被せて、2'06" 目からアニメが断片的に登場するし、東映動画スタジオの作業風景のカットが貴重。

 

とにかくこの『白蛇伝』が、私は今回初めてこの予告編で見たんだけど、素晴らしいので、取り上げてます。

題材の「白蛇伝」は中国の四大民間説話の一。

監督:薮下泰司。

声の出演:森繫久彌と宮城まり子。予告編の字幕にも「一人十役」と出て来る。

音楽:木下忠司、池田正義鏑木創