太陽にほえろ!

グループサウンズについても、PYG に始まる日本のニューロックについても、じつは私はほぼ全く知らない。

5月2日に亡くなった井上堯之氏のことも。

でも『太陽にほえろ!』のサウンドトラック(井上堯之バンドの演奏、作曲はキーボードの大野克夫)を聴くと、これこそ日本のロックのトドメだ!と思う。

ドラマ自体は、何本か見ただけの判断では、ものすごく人気番組だったらしいのが腑に落ちない。「本が書けてない」印象で、萩原健一なり松田優作なりのキャラクターへの依存ありきに見える。

 

「『太陽にほえろ!』のテーマ」から、これを連想した:

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就中1分10秒目~のギター。

Slapp Happy のこの曲のこのアレンジは1974年。『太陽にほえろ!』は1972年に放送が始まってるのでそっちのが先。

 

デカメロン』はTBSのバラエティ番組(1997年4月~9月)。竹中直人を中心に、東京スカパラダイスオーケストラ高橋幸宏らが出演、コント番組だけど音楽にも力を入れる。ライヴ演奏のコーナーがあることもそうだし、コントにも巧妙に音楽ネタを仕込んでくる。

笑ったのは、『太陽にほえろ!』を模した2人の刑事のやりとりのシーンの演出。テーブルを囲んで並んだソファの一方の側に座って、2人が深刻な面持ちで話し合ってる。カメラがパンすると、もう一方の側にスカパラのギターとベースとハイハットが座ってて、BGMを生で付ける。ドラマの演技とBGMの演奏が同じ空間内で行われる。

私の記憶はそうだったんだけど、ニコ動にはこれが上がってた:

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あと、OLふたりがジュースの自販機にコインを投入して「どれにしようか」と迷ってるところへ、スカパラの人がトロンボーンを吹きながら登場、伸ばしたスライド管が自販機のボタンを押して、演奏続行しながら立ち去る、というやつ。

 

スカパラに思い入れはもともと無いけど、レイシスト企業DHCとツルんだのは残念です。