おたずね曲です。

追記(2023年09月17日)始め

判明しました。Peter Gabriel 'Mercy Street' です。

これの 1'19"~。

追記終わり

 

おたずね曲です。

静かな曲の、ひとコーラスが終わるごとに挿入される、ひとふし。

ソプラノで、ボーイ・ソプラノめいて透明で静かで力んでなくて、童謡のひとふしみたいに素朴な、折返し。

メインヴォーカルは他にいて、このソプラノはこの箇所にだけ出て来る。「はるかな存在」的に。

位置付けとしては、Kate Bush 'All The Love' 中の、0'42"~、1'23"~、 2'39"~、4'01"~ のRichard Thornton のボーイ・ソプラノに近い。

あるいは Peter Gabriel 'Games Without Frontiers' での Kate Bush*1

たぶん英語。譜例に書き込んだ歌詞は、フレージングを示すための、ハナモゲラです。

プログレ曲なのかクラシック曲なのかも判りません。高貴でありながらもやや通俗的な立ち位置。

馴染みのある、ものすごく聴き知った曲の筈なのですが、もう半日解答が出て来ません。面白いのは、メモらないと即失念すると思いきや、何度かの仮眠の後もくっきり蘇って来る。

ご助言を仰ぎます。

*1:ちなみに、この動画では、シングル・ヴァージョンの MV にアルバム・ヴァージョンの音を当てているために、2'34" 目の1行、絵の口の動きと音声の歌詞とが食い違っています。

音声では

Whistling tunes we piss on the goons in the jungle

と歌っていますが、絵では Gabriel の口が

Whistling tunes we're kissing baboons in the jungle

と動いています。シングル・ヴァージョンはラジオ放送仕様でより穏やかな歌詞になっている、という事情のようです。ただし、シングルのリリースは1980年2月、3rd. アルバムは1980年5月です。「アルバムの形がシングルカットの段階で変更された」という時系列ではなく、「本来の形がアルバムでは採用された」というべきでしょう。