Genesis 'Mama'(1983年のアルバム "Genesis" からの1枚目のシングル)の歌詞の内容は、Phil Collins によると「ある十代の若者の、年上のセックスワーカーへの執着」なのだけど、「堕胎を胎児の視点から歌ったもの」と解釈されることが多いし、バンドの本意が Collins の説明するところを以て全てとは限らない。
「僕のチャンスを奪わないで」がどっちの意味なのか。
私は "Abacab" 以降の Genesis を殆ど知らない。でもこの曲はなぜか知ってるし、好きだ。
Linn LM-1 ドラムのプログラミングは Mike Rutherford がやってる。
3'30" 目からのドラムは Collins が叩いてる筈。出だしでは4拍目が休符、3'47" 目からそこにスネアが入るけど、私の勝手な記憶と食い違って、4拍目のスネアに「ため」は無いし、極端な強打でもないのだった。
以前 "Abacab"(1981年)について、
「ポップへの路線変更、妥協、折衷」どころではなく、スタイルの「徹底」が獲得してる表現の「強度」に驚く
と書いたけど、聴き込んだわけではないです。