いえ、もちろん、私も "Faerie Symphony"(Decca、1977年)を心から愛してるんです。
ただ、「私の思うプログレ」は、"Fine Old Tom" のほうなんです。
Tom Newman "Fine Old Tom"(Virgin、1975年)
今知ったのだけど、私の聴いた Voiceprint 盤 CD(1995年)は、オリジナルと曲順が違う。
Voiceprint 盤は 'Sad Sing' で始まるので、私はすんなりこのアルバムに馴染めた、ということは確かにある。
オリジナルのように、オープニングから 'Suzie'(ブルーズ)'Poor Bill'(ロックンロール)と続くと、「ふつうにルーツ・ミュージック?」という印象が先に立つ。
もちろん、ルーツ・ミュージックに基づいたり、ビートルズをカヴァーしたりしつつも、常にどうしても、いわゆる、テクニカル・タームでいうところの「ヘンタイ」が露呈してしまってるのだけど。
私にはこのアルバムは Eno、Kevin Ayers、Slapp Happy、Amos らの「アヴァン・ポップ」の仲間に聴こえる。羽目の外し具合は The Residents くらい。
Chris Cutler、Fred Frith、Jon Field、Mike Oldfield、Lol Coxhill、Neil Innes、Mick Taylor らが参加。
Ma Song ~ Penny's Whistle Boogie
She Said, She Said
Alison Says
Day Of The Percherons