夢 2021年10月12日

バスがまず東に向かい始めるので、これで目的地の知人宅に着くのか不安になり、地図*1を確認すると、このあとぐーっと南に向きを変えるルートなので大丈夫。にしても目的地って、鹿児島県最南端=日本本土最南端の、南に向かって細長く突き出た半島の、さらに突端なんだな。

バスを降りる時、運転手さんに掛けた言葉*2が、「風景良かですね」と聞き間違えられ「あー風景は良かですよ」と返される。「ありがとうございました」と挨拶しつつステップを降りる。運転手さんから短く返事。

目的地までは、さらに徒歩で。予想では「周りにほぼ何も無い、舗装されない田舎道を行った先に、狭い範囲に固まって集落がある、という風景」なのだったが、実際にはふつうに一地方都市の街並みが続く。右手に、ビルを含む、川沿いの街並みを見つつ、「これも狭い範囲なんだろうな」と思うが、その向こうに集落の端っこが見えるわけではない。

鄙びた、見晴らしの利く踏切の向こうに2台の黄色いパワーショベル。放置してあるのかと思ったら、作業中で動いてる。踏切を渡る時、注意しながら脇を通るが作業半径内に掛かり、パワーショベルが、一旦停止したりして、私をよけて作業する。向こうに段ボール箱が数個、「このあと知人宅で入用だから拾って持っていこう」と思うが、これもパワーショベルが作業の一環としてそこに寄せてるものだった。

そのすぐ先の、住宅地内の路上でも2度、段ボール箱を見掛けるが、持ち帰ることはしない。

 

知人宅にはこの前のシーンでいたはずで、そこに戻ってゆくところなのだが、そのロケーション、半島の突端であり、海に囲まれてる、ということは、バスのシーンで地図で知って、驚く。

当然海を、海を含む風景を見たい。知人が「そこ(海岸沿いの細い道)を行けば確実に海を見られるよ」と教えてくれるカットは、今現在なのか、さっきのシーンの一部を思い出してるのか。そもそも今ここに知人はいるのか。海岸沿いの細い道というのは、整備されてるのか、途中険しい箇所もあるのか。

ここが海に囲まれたロケーションであることは、南に向かって細長く突き出た半島を東西方向に*3横断して、その距離の短さで体感できるはず、と思う。

 

バスの乗客が数人、住宅地の路上にご婦人が一人、いずれも顔見知りではない。

*1:地図といっても、半島とその付け根を広範囲にカヴァーして縮尺の小さい、海岸線と、当該バスルート1本だけが示されたもの。陸地は赤褐色、海はライトブルー、バスルートは白。

*2:の具体的フレーズは忘れた。

*3:思い描いたのは「西から東に」。「東から西に」ではなく。