日記 2021年07月18日

シェリーに口づけ」の「口」が空欄を示す四角の枠に見え、これを埋める大喜利だと思って「ど」と回答する。

 

0'44" からのベースがドミナント(D 中の a)始まりなのは、作曲者かベーシストかどっちの発案なんだろう? この音がこの曲のキャラを決定づけてるといっていいと思うんだけど。詩の、世界のありのままのシンプルに改めて驚嘆する眼、どこまでもシンプルで素直で透明で明るい、でもそれが深い世界観に根差してる、その「深さ」に呼応するのがこの音。

もっともこれは、スリー・フィンガー奏法によるギター・パートの中で動く声部をなぞったもの、ではあるわけだけど、それをベース・パートでやると和声的に意味が変わって来るし、大きな効果がある。

ちなみに、同様のコード進行をもつ 'Lucy In The Sky With Diamonds' では、ベースは、ヴァース1とヴァース3ではトニック始まり、ヴァース2ではドミナント始まり。

あらためてつくづくすごい曲。2'50"からのドラムのフレーズとかこんなにかっこよかったんだ。'Back In The U.S.S.R.' 録音中マッカートニーがドラムに細かな注文を付けるのにキレたリンゴ*1が一時的に脱退中で、'Dear Prudence' のドラムはマッカートニーが叩いてるらしい*2

 

 

これの 3'15" 目ってもしかして音楽史上最初の9度跳躍なんだろうか?

 

 

 

これのイントロ 0'04"~ 0'12" もしかして 'Singin' In The Rain' のパロディなんだろうか?

↓の 0'47"~、など。

*1:私は何故かリンゴだけ「スター」ではなく「リンゴ」と呼ぶ。

*2:追記 2024年02月07日

今日こちらの御ツイをお見掛けしました:

「ディア・プルーデンスのドラムは基本的にポールだけど、ここはリンゴがオーバーダビングしているんじゃないか、という点を検証中です。

「常識」が再度覆るかも。」