Area "1978 Gli Dei Se Ne Vanno, Gli Arrabbiati Restano!"

とある御ブログで、Area を評する中で「エキゾチック」という語をお使いになってて引っ掛かった。「エスニック」なら判るが。

ここは不用意でいられないポイントだ。エキゾティシズムは簒奪だ。音楽から排除せねばならない。

 

当ブログはプログレについてしか書いてないみたいなブログのくせに、プログレの中枢たる3つのバンドに、殆ど言及してない。Magma、Gong、そして Area。

私の手に負えないからです。

Area については、恥しながら、今以ていちばん好きなアルバムが "1978" だったりする。"Caution Radiation Area" とか "Maledetti" とか言えたらかっこいいのに。

とにかく最初に聴いたのがこれで、衝撃が大きかったので。

正式なタイトルは "1978 Gli Dei Se Ne Vanno, Gli Arrabbiati Restano!"。1978年、前作までの Cramps Records じゃなくて、Ascolto レーベルからのリリース。Demetrio Stratos のいる最後の作品。

実家にあった Area はこれ1枚だった。日本盤 LP。セブンシーズ「European Rock Collection 1800」シリーズの1枚。

A面の5曲中の第1~4曲の流れを繰り返し聴いてた:

Area は、Demetrio Stratos の死後、同じ Ascolto から "Tic & Tac"(1980年)を出して、解散。

「European Rock Collection 1800」シリーズに、Area は多分 "1978" "Tic & Tac" しか入ってない。Cramps のものは日本で出せなかったのかも?

 

Magma といえば、10数年前ユーロ・ロック・プレスで連載された宮本重敏「Magma On Tour」は単行本化されたりしたのだろうか?

2年前、edith さん情報で、Vol.79 に「補完編」が載ってる、というのがあった。連載だったのかな?

(私は2011年の Vol.50 までしか読んでない。)