Szabolcs Szőke

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Szabolcs Szőke(ハンガリーの作曲家、ガドゥルカ奏者、カリンバ奏者)のアルバム "Da Solo Sulla La Strada" (2016) から 'Dai Tempi Di Un Passato Remoto No.3'。

使用楽器:ガドゥルカ、アレイ・ンビラ、バス・カリンバ、エクタール。

エクタール ektar は「1本の弦」の意味。インドの1弦のドローン楽器で、ゴピチャンドもトゥンビもこの名で呼ばれることがあるようだけど、いずれにせよピッチベンドを掛けられるものなので、この動画でいうと冒頭の深いヴィブラートを伴った金属弦の音がそれと思われる。

音はブダペストで録られ、絵はヴェネツィアで撮られてる。

Szabolcs Szőke で私が知ってるのは、Makám "Divert Time Into..." へのカリンバでの参加と、Tin-Tin Quartet "Ütközés" へのガドゥルカとカリンバでの参加。

 

この曲のモードは「民族っぽい」のではなく、コンディミもしくはメシアンの「移調の限られた旋法」第2である。

 

追記始め

d のコンディミと思ったけど、e の音が出て来ますね。これは当て嵌まらない…

e(d のコンディミに含まれない)の箇所:

0'32"、1'09"、1'20"、1'22"、2'00"、2'02"、2'07"

es(d のコンディミに含まれる)の箇所:

0'38"、1'05"、1'37"、2'24"

(2'27"~2'48" と 3'36"~3'58" は倍音列だからモードとは別のシステム)

「モードと、そこからのアウト」というより「モードに沿わせることを予定調和として、これに価値を置かない」のでしょう。

追記終わり

 

ヴェネツィアというと、国際的で、東に向かって開かれたイメージがある。

ルネサンスは、第1義的には、ヨーロッパが、当時の先進文化であるイスラム文化を受け継いだ、アラビアがアレクサンドリアギリシャから受け継ぎハッテンさせたものを、今度はヨーロッパがトレドでアラビアから受け継いだ、ということなんだろうけど、東ローマ帝国からギリシャ文化をギリシャ語で受け継いだ、というのもあって、その舞台が、フィレンツェであり、ヴェネツィアだった。

という理解でよろしいでしょうか??

 

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