前回貼ったのと同じ SoundCloud です。
0'22"~0'49" は、昔、夢で聴きました。0'32"~ の4分音符の和音の刻みと、これと女声パートとの音程関係が、たまたまドビュッシー「ヴァイオリンとピアノのソナタ」第2楽章のピアノ・パートの一部分と共通していました。
「Scherzando」表示からの8小節の、左手の8分音符の和音の刻みと、これと右手との音程関係です(調性は、夢で聴いたほうが長2度 上です)。
なので、この右手の音形を、ハープのパートに取り入れました。
音でいうと、これ
の 1'29"~ です。シゲティとバルトークの共演でどうぞ。
コーネル作品から受けるイメージを音に移した、のではありません。
今回の作曲は、ふだんとは違う点がありました。ふだんはその場で新しく浮かんだものだけを採用しつつ書き進めますが、今回は、過去のいくつかのメモを取り集めることが中心でした。
その、スケッチのストックを引っ張り出す作業が、コーネルの、コレクションした素材を使って制作する作業を彷彿させました。
また、上に述べたとおり、ドビュッシーからの引用を含んでもいます。その、作る過程のあり方がコーネルっぽいかも知れない、のであって、アウトプットを似せることを目指してはいません。