メモ

3つのメモは相互に無関係です。

 

Ⅰ.

マーラー交響曲のオーケストラ編成が巨大なのは、細部の積み上げの結果だ。

ブルックナーのマッスとは違う。

マーラーは指揮者でもあったので、音色=オーケストレイションのアイデアの欠片たちが「具体的に」彼の中で鳴ってた筈。

まあ私個人はとにかく長いものが苦手なので、後期ロマン派全体について、いちばんピンと来るのは、ヴォルフかも知れない。

 

Ⅱ.

私はホルン以外の金管楽器が苦手だった筈なんだけど、アリソン・バルサムのバロック・トランペットには、泣けてしょうがない。

 

Ⅲ.

ノーサンブリアン・スモールパイプスという楽器名を聞いて、ノーサンブリアという国は今もあるんだ、と思った(ありません)。