先日も貼った曲です。
これの3分目過ぎ、ベースが入ってきてからの1分半ほどのあいだが、ときどきイヤーワーム化して脳内グルグルしだすのですが、さっきは、この中のある音形に触発されて、同時にラヴェルの「妖精の園」も鳴りだしました。
「妖精の園」が Ciccada のアレンジでカヴァーされたわけです。
組曲『マ・メール・ロア』は私にとってかけがえのない音楽ですが、ただ第5曲「妖精の園」は好きじゃない。先立つ4曲のインスピレイションの絶妙に較べて、たんなる和音の連鎖、大雑把なやっつけに聴こえてしまう。
でも Ciccada アレンジで倍速にしたら、いける!
そいえば、「逝ける王女のためのパヴァーヌ」も、♩=120くらいで
とやると、シンコペイションがかっこいいロックになります。
第7小節、
「パヴァーヌの8分音符の刻みが歩みを止める、ホルンが h のワンノートでロングトーン的に伸びる、ハープの上行アルペジオをきっかけに次の小節から歩みを再開する」
の1小節だけ、原曲通りのテンポ、原曲通りのアレンジにする、とか。
ここに書く暇あったら打ち込め、なのですが。
店内BGMに『Je te veux』が流れるオーケーストアで
— 島田直道 (@gauche_tb) June 27, 2016
レジから聞こえる「同一ラベルです」っていう音声が
「モーリス・ラヴェルです」にしか聞こえなくて
わかってるんだけど(いやエリック・サティだろ)って毎回心の中でツッコんじゃうのは俺だけじゃないと信じたい。