さっきまた坂本龍一の夢を見てた。いま「夢」と打とうして坂本龍一の「嫁」になった。「打とうと」を変換してくれなくて、じっさい今まだ「うとうと」してる。
インタヴューを受ける坂本。
「今回の録音、『スタジオ2か所』というと東京とブラジルと思われがちなんですけど、東京と、ニューヨークです。クオリティで選ぶとそうなる」
「僕はいわば、僕の妻がやろうとしてできなかった音楽を苦労なく実現してしまったわけですが云々」
夢の中では坂本の妻が矢野顕子だと思い当たってなかった、というか夢の中ではそういう設定ではなかった。
続けて夢に出るとか、私の無意識には坂本に対して殊更の何かがあるのか?
私(とか、私に近い立ち位置の人)は、「坂本だろ?」と言われるのを嫌う。
優れた音楽家のうちの一人としてでなく「オーソリティ」として世間が評価すると、素直になれなくなる。
なまじ人脈とかファン層とかが私の大事に思う分野と近接する坂本なので、微妙な思いを抱く機会を避けられない。
"B-2 UNIT" は東京とロンドンか。キャリア初期、1980年のこれを貼ること自体、私は無礼だ。