海の音楽 というと真っ先に思い出すのが、「さつま白波」の TVCM の BGM です。
「われは海の子」をフルオーケストラでやったやつ。ヴォーカルはなし。
「曲」というより、断片的なフレーズやオーケストレイトされた音の出来事がとっかえひっかえ現れては消えてゆき、全体として音響的うねりを現出する、「現代音楽」的なやつ。
後半に差し掛かってようやく、それが「われは海の子」のメロを、ものすごく引き伸ばされたテンポで、受け渡してるものなのだ、と聴き取れるような。
そこに至っても、超絶遅いし、メロが、オケの中に埋もれつつ、数音ずつパート間で受け渡されてゆく、というものなので、うっかりすると気付かないような。
私が見たのは多分もう10年かそれ以上前です。
動画の在り処や、作曲者(元歌の、ではなく、このオーケストラ曲の)についてなど、情報をお持ちの方、いらっしゃいますでしょうか?
「タモリ倶楽部」では、各所で挿入される説明的ナレーションに、必ず BGM が付いていました。(います。)
(いま知りましたが武田広氏はこの4月で降板なさったそうです。)
話題とのダジャレで選曲されていました。ドライバー(工具)の「トルク」についてのナレーションの BGM が「トルコ」行進曲、というふうに。
ほっしゃん。氏についてのナレーションのバックでは必ずレッド・ツェッペリン「オーシャン」が掛かりました。タモリ氏のザ・バーズ「ミスター・タンブリン・マン」にあたるものです。
「CD 聴いてる」より「譜面読まされてる」に近い感覚のブレーズの演奏。
こっちのが運動性がある。デュトワ。