「4月6日の『コンビーフの日』は1875年同日にアメリカで枕缶の特許が認められた事が由来である」(Wikipedia「コンビーフ」)
こんにちは、マック・ラカンです。
コンビーフと枕缶は1対1対応で結びついてるし、枕缶を以てコンビーフと認識するし、もしコンビーフが枕缶じゃなかったらこんなに売れなかったし定着しなかった筈。
「川商フーズでは、1988年から丸型の缶を採用したコンビーフも販売していましたが、やはり枕缶の人気が圧倒的に高く」*1
「音楽界のコンビーフ」
こういう「内容そのものではなく、付随する要素のせいで売れた」例が、音楽界にありそうで、それを思い出したら記事書こうと思って、思い出せずに午後になってしまった。なので「思い出せずに午後になった」という記事を書くことにした。
P. J. Crook のことは詳しく知らない。わたし的に「King Crimson のジャケ絵を描いてる人」という認識になってしまってる。「クリムゾンのせいで売れた」のではないだろうし「1対1対応」ではないのだろう。
フリップ本人が気に入ってるのだから文句のつけようがないが、わたし的には Crook とクリムゾンってぴったりな気がしない。
それをいうなら Yes の音だって「Roger Dean 的」ではないだろう。
逆に、「〇〇界のケント・ナガノ」という例を、思い当たりそうで思い当たらなくて、このネタもずっと下書き保存になってる。
「ケント・ナガノ的位置」という典型。
ヴァレーズなど現代曲を意欲的に録音する。曲が正しく解る精緻・明晰な演奏。でも同じ曲を、さらに精緻・明晰なブレーズがやってる。そっちで買ってしまう。
類義語:「シャイー的位置」「2位じゃダメなんですか?」
1875年という年号はわたし的に「ラヴェルの生年」だ。お誕生日は3月7日。
ドビュッシーとディーリアスって同年生まれなんだな。じっさい2人の音楽はそう遠くない。Debussy と Delius の間には Delibes がいるだけだ。