Minsoo Chang - Die Taten

 

楽器によらない音が、音楽に取り込まれて、楽器の音と平等に扱われてる、とも聴こえるけど、

 

私は逆に、

(もともと、作曲の作為・演奏の作為への「うしろめたさ」があり、自然の音のありように憧れるのだけど、)

この曲では、作為が作為のままで在りつつ、広大な音の世界の一員であることを許されてる、と聴こえて、救われた。

 

視覚情報があると、全く違って聴こえるのかも。

 

作曲者のご意図は全く存じ上げず、以上は私個人の勝手な救われです。

 

追記。リマスタリングによる迫真の音像: