0分54秒目の
ラ↓レーーー、ソ↓シー、ミ↓ラーーーー
は、前作「新曲のその後・コーダ付き」に似た音形が出て来ます。
循環形式を目論んだわけではなく、つい出てしまう「癖」の類です。
スティーヴ・ヒレッジが手癖でつい弾いてしまう「トゥルルットゥットゥ~~」みたいなものです。
あるいはベートヴェンの「運命の動機」か、ケヴィン・エアーズでそれに当たるのは「バナ~ナ」でしょうか。
この「癖」は、作曲家の音楽人生全体を1曲の作品とすると、その循環形式の共通主題に当たるもの、ということになります。
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