日記

「赤」の定義を読みたかった。

 

広辞苑第四版にがっかりする。曰く:

 

あか【赤】(一説に、「くろ(暗)」の対で、原義は明の意という。→あお)①七色の一。血のような色。また、緋色・紅色・朱色・茶色などの総称。(以下略)

 

広辞苑には「辞典」としての役目と「事典」としての役目とを期待している。

「辞典」としてなら、やまとことば「あか」の語源、語義の広がりと限定(できれば「字典」として漢字「赤」の字源字義も)を述べればいい。

でもいっぽうで、今私が読みたいのは、「赤」とは現実においてどういう現象なのかの説明、「赤」と呼ばれる現象のいちばん厳密な定義で、つまり「事典」の役目を期待してるのだった。

たとえば光の波長で定義すれば、「赤」の語で厳密に「たった一つの色」を指し示すことができる筈だ。

私の読みたい記述は Wikipedia「赤」の項にあった:

 

国際照明委員会 (CIE) は700 nm の波長をRGB表色系においてR(赤)と規定している。

 

にしても「血のような色」ですか…

これは「血のような色を赤と呼ぶ」という「定義」ではなく、「血はたまたま赤い」という事実の追認、「観察結果の報告」ですね…

これがまずいのは、真実は、血の色で赤を説明するのではなく、赤で血の色を説明するのだからだ。赤の定義が「郵便ポストのような色」「消防車のような色」ではなく他ならぬ「血のような色」で行われなければならない理由が無い。

「血は赤」だが「血が赤」ではないのだ。

 

ちなみに、広辞苑の前掲項に「→あお」とあるので、参照した:

「(一説に、古代日本語では、固有の色名としては、アカ・クロ・シロ・アオがあるのみで、それは明・暗・顕・漠を原義とするという。(略))」

www.colordic.org

www.colordic.org

 

追記 これ思い出した:

f:id:shinkai6501:20161011174819p:plain

 

 

数年前、上野毛に引っ越したのは夏だった。

住み始めて数日目のある夜、部屋にいると、俄然、辺りが騒然となった。通りに、かなりの人数が繰り出し、進んで行く音がする。

非常事態が展開してるようだった。何事?と思ってると、間近にバン(銃声)!地響きがドン(砲声)!

市街戦だった。

近くを多摩川が流れてるのを意識してなかったし、花火大会があることに関心を払っていなかった。

 

 

単位「カロリー」を「熱量」の意味の名詞として使う。「カロリーが高い」「カロリーを摂取する」

「センチメートルが長い」「デシベルを稼ぐ」とは言うまいに。

 

もっとも、「カロリー」は「熱」の意味の語源(ラテン語)から来ている。

でも、巷で、そういう語源が意識されてこの用法が行われ、浸透してる、わけではないだろう。

 

何故「カロリー」だけにこれが起きるのだろう?と思ってると、最近「ギガ」についてのツイートを見掛けた。「ギガが減る」という言い回し、「2ギガしか残ってない」ではなく「2しかギガ残ってない」という言い回し、が行われるらしい。

 

 

大事なアイデアはトイレで思い付く。

トイレを出る頃には必ず忘れてる。

そうだ、メモ帳を備え付けておこう!

というアイデアをトイレで思い付く。