(2016-02-08 記)
初代アカで書いたこと。
うちの郵便受けは、扉を上に開くタイプ。
跳ね上げた状態の扉を、ストッパーが無いので左手で支持しつつ、右手で郵便物を取り出す。
この子は、私が帰宅した時、手ぶらだとでも思ってるのか?
でもこの気の利かなさが愛おしい。
もちろん、ユーザーの立場で配慮を行き届かせたデザインには敬意を払う。
でも、こちらの利便性をいたずらに先回りする差別化が世の中に多すぎるとも思う。
気が利かないなら利かないなりに、利かないからこそ、相手の癖に通じて、私なりの使い方を工夫する。手懐けて、私仕様のものにする。
というようなこと。
2月6日に、TwitterのTLが、時系列の表示から、ユーザーの関心に合わせた表示に変更される、という報道が流れた。
その後この記事が更新されて、Twitter社のジャック・ドーシーCEOが自らのTwitterアカウントで「来週タイムラインを変更する予定はない」との声明を出した、と伝えた。
【更新】#Twitter のタイムライン変更 CEOが否定のツイート
CEOのツイートには 'I want you all to know we're always listening.' とあるので、ユーザーからの反対の声が多かったことを承けての声明のようだ。
「ユーザーの関心に合わせた表示」って…。
時系列で並んでる中から、関心をアクティヴに働かせて情報を取捨選択するのが、すなわちツイッターを使うということなんで、私の関心を先読みしてお膳立てしようとしてくるツイッターなら、使わない。
私の関心が何かなんて、場に直面しなければ私自身にも判らない。