2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ソウル・ミュージックについて予て疑問に思ってることがある。 イントロに必ずスキャットが入るけど、あれは何なのだろう? 由来は何なのか? どういう意味があるのか? なぜ継承されるのか? 名前は付いているのか? 何をやってるのか? 気持ちを整えるもし…
トモさんの御ツイートで知った曲。 0'07"~ のAメロの、コード進行と歌メロが、何かに似てる気がした。 . . . (思い出し中) . . . これだ。 0'24"~ のAメロ。 The School の作曲者がこれを知ってたかは判らないし、知ってたとしても参照してるかは判らない…
《常日頃感じていることなのですが、翻訳機に掛けて読まれることを前提にして文章を書くと、曖昧さの無い語彙と修辞で書ける、という場合があると思います。 「明確に書く」とは、まず「明確に考える」ということです。読み手に対してという以前に、まず書く…
私がリアタイで買った Robert Wyatt の CD は "Comicopera"(2007年)1枚だけだ*1と気付いて少し驚いた。 この曲が Chris Carter、Cosey Fanni Tutti(Throbbing Gristle の2人)との共作なのだと気付いて驚いた: ミニ・アルバム "A Short Break"(Voicepri…
Saelig Oya フランス、ル・マン出身のバンド。2011年にライヴ活動を開始。2015年、デビュー・アルバム "[Chaos - Chaos]" を Musea Records から出す。目下の唯一作。バンドのFacebook は2016年04月で更新が止まってる。 清新な美的センス。 つべにはフルア…
それを考え直すにはまず、それが何なのか見極めねばならない。 メロディを考え直すにはまずメロディを定義せねばならない。幾通りかに。メロディは、メロディという「形」でもあるし、メロディを奏でるという「行い」でもあるだろう。 というかどう定義でき…
昨日02月20日は武満徹(1930年10月08日 - 1996年02月20日)の命日だった。 'Dreamtime'(1981年作曲)の、今つべで聴ける中で最も理想的な演奏は、これだと思う: 山田和樹/日本フィルハーモニー交響楽団、2017年05月14日。 私の聴きたいディテイルが、全部…
前回、イスラエルのプログレ・バンド Musica Ficta を取り上げた。 その創設者でギタリスト・作曲家の Udi Horev אודי חורב が関わった CD は、Discogs では他に2点確認できる。 ① Ayelet Rose Gottlieb איילת רוז גוטליב "Roadsides בצדי דרכים"(CD、レー…
Musica Ficta は Udi Horev אודי חורב(ギター、作曲)がエルサレムで2003年に結成したバンド。 Discogs には目下、2012年に Fading Records からリリースされた "A Child & A Well" だけが載ってる。 カケレコさんの「MUSICA FICTA / A CHILD AND A WELL」…
えっ…… ご存じ David Bedford "Star's End" の、日本盤です。本国 UK と同じ年1974年に出てます。 帯に堂々と「マイク・オールドフィールド」 の文字が。 ☆M・オールド・フィールドがロイヤルフィルと競演、D・ベッドフォードがアシモフの名作SF「銀河帝国の…
この曲、私には「ドミナントの E をメインに進行する、キーが A の曲」に聴こえてしまうんだけど、「E がキー」と捉えるべきなんだろうか? つとめて E がキーと取ろうとすればそのようにも聴こえ始めるけど、それだとつまらない曲になってしまう。 どちらと…
これだ、昔視た原田知世「雨のプラネタリウム」の V は。 "Muscat Lips Tour"(オリジナル発売日:1986年10月22日)。の、1曲目。1曲だけのつべが見つからないので、フルで。 1'37" 目と 2'56" 目、サビ前のブレイク前の最後のコード(ブレイク直前の小節の4…
アメブロの みらあじゅ さんから教わった、2つの「蘇州夜曲」。 (但し、李香蘭のほうは、みらあじゅさんがお貼りになったものは削除されてしまったようなので、同録音の別動画です。) 李香蘭のヴァージョンは、オケの和声が、半音階的進行を多く含んで、陶…
八千代市では震度4でしたが、棚から諸橋大漢和が落ちて来ることはありませんでした。 Sensitive To Light はフランスのシンフォ・バンド。Cyclops から2枚のアルバムをリリース。 ① "Almost Human"(CD、Cyclops CYCL 156、2006年) ② "From The Ancient Wor…
大家さんに、集合住宅の隣人が困ってる、と連絡する。トラブルが発生してるうえに、鬱病で自力でこれを処理するのが難しい、と。 「鬱病」という情報を含めてしまったために隣人が住み続けられなくなって退室してしまったかも知れない、と心配になり、訪れて…
King Crimson 'Exiles'、今更ながら調性のプランが面白い。 イントロの Em をキーと見做していいのなら、歌Aメロは Ⅶ、Ⅵ、ⅴ、ⅳ で出来てる(トニックが出て来ない)。 それで思い出すのが 'The Court Of The Crimson King' で、こっちは、仮にヴァースの Em …
最近よく、夢で音楽が聴こえる。 というか、見てるあいだは意識してなくて、醒めた時に必ず、音楽が残ってる。 きまって、ポップで、コード進行とメロとアレンジが明快で、単純だけどキャッチー=「使えそう」な、数小節。 いつもは忘れるに任せるのだけど、…
アフロダイテズ・チャイルド "666" が1972年のリリースだというのは認識してなかった。すごいことだ。 PFM "Photos Of Ghosts" が1973年、この時、英米以外の「ユーロ・ロック」の出現に世界中が腰を抜かしたのだ、と思ってた。 "666" は一大奇観で、トータ…
スクリーンキーボーだと脱字が増える。 Valravn はやはり「ビョークを思わせる」と評されてるみたい。べつに、アイスランドとフェロー諸島が文化的に近い、という話ではないのだろう。 というか2013年に解散してたのか。 アルバム "Kodel På Snor"(2009年)…
とある御ブログで、Area を評する中で「エキゾチック」という語をお使いになってて引っ掛かった。「エスニック」なら判るが。 ここは不用意でいられないポイントだ。エキゾティシズムは簒奪だ。音楽から排除せねばならない。 当ブログはプログレについてしか…
All Over Everywhere は、作曲家でマルチ奏者の Trinna Kesner を中心とするアメリカのバンド。 結成には Dan Britton(Cerebus Effect、Deluge Grander、Birds And Buildings で知られる)が関わっていたようだし、目下の唯一作 "Inner Firmaments Decay" …
実家にはヴァージン・レコードの LP がいくつかあり、帯の裏側がカタログになってた。なかにウィグワムというバンドの『ニュークリア・ナイトクラブ』というアルバムが紹介されてて、「イエスと 10cc のギャップを埋める」みたいな解説が付いてた。 私はまだ…
自然の理はヒトにとっては残酷 生物として、個体維持や種の保存のために備わった働きが、ヒトを苛みもする。 ヒトも物理法則の中にいるから、人混みの中で大切な人とはぐれもする。自動車や振り下ろされる玄能や眼下に迫り来る地面に当たれば潰れて死にもす…
Humble Grumble は、ベルギー拠点の多国籍バンド。AltrOck その他からリリースあり。 2012年のライヴ: SH.TG.N は、ベルギーのバンド。Moonjune からリリースあり。 2011年のライヴ: SH.TG.N の中心人物でキーボーディスト Antoine Guenet のオクテットの…
「学習」と「科学」について、その内容と、販売方法と、児童たちにとってどんな存在だったのかを、私がイメージしあぐねているのは、世代のせいではなく、学校という場が縁遠いものだった、という私個人の事情による。 面白いのはネーミング。「学習」という…
PC 起動時に「まってて」と表示が出て、PC いよいよ終わったか、とよく見たら、いつもの「ようこそ」だった。私が終わってた。 最近たて続けに1980年代のものを取り上げて、自らへの疎外が甚だしく進んでるので、今日はこれを貼って、'70sスピリットの人であ…