2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今日一日を、20個の段ボール箱にしまった本を全部取り出してまた詰め直す作業に費した。 数年前ここに引っ越してきて以来、開封しないままにしてた。いつでも夜逃げ出来るための準備として。 元々のつもりでは、そのままの状態で全部ブコフに引き取ってもら…
ルー・リードここから入ってたら近道だったのに。 Lou Reed "Metal Machine Music"(1975年)。 アメブロで ねこちん 氏がお取り上げになってて知った。 ねこちん氏ご指摘の通り、驚くべきはまずルー・リードの「聴覚の良さ」だ。 音響としての微細な構造も…
Sly And Robbie のベーシスト、Robbie Shakespeare が12月08日に亡くなった。 この過去記事を投稿した当時、アメブロで Rendezvous 6:02 氏から丁寧なコメントを頂戴し、いろいろご教示頂いた。 私は Sly And Robbie をたまたまこの 'Boops (Here To Go)' 1…
ストラヴィンスキー『プリバウトゥキ(ロシア語:Прибаутки、フランス語:Pribaoutki)』の、楽しい動画があった。 イラストが楽しいのだけど、キリル文字なのでいろいろ判らない。作者も、既存のもの古いものを含むのだとしたら出典も、曲や詩内容との関係…
King Crimson "Lizard" は、51年前1970年の今日12月10日*1にリリースされました。 51!(世界のナベアツ) 過去記事です。 'Cirkus' のレコーディング・セッションのランスルー音源を聴いて、この曲のドラムの「フレーズ」についての認識がガラッと変わった…
クラスの催し物を計画する話し合いに参加してる。 ある男子が私に、校庭の飾りつけはもっとこうせねば、的な提案ないし指図をする。最初私はそれを、この場に関係ない唐突な話題と感じるが、それも計画の一環なのだと遅れて気づく。 教室はいつの間にかバス…
片桐はいりと時東ぁみのコンビ https://t.co/OPjN8eaXnu — 新海智子 (@coccyx_T) December 9, 2021 Q: 何故私は直前の音と同じ段の母音を小さく表記することに引っ掛かりを覚えるのか? A: 音素に還元したいから。 例えば「アパシィ」「レガシィ」の「ィ」に…
ふだん聴きつけないジャンルの、アルバムに1曲だけそのアーティストにしては異質な曲が入ってて、その1曲だけ好きで、なんか筋違いな好意で申し訳ない気になる例は、いろいろある筈だけど、まず思い出すのは、これ。 8曲目(27'22" ~ 31'52")、'The Make Be…
まだご飯を食べてないから催促したら、もう食べただろと言われ https://t.co/PjIyYyRS0Z — esumiyos (@esumiyos) December 6, 2021 私も同様の回答を思い付いたのに先を越された! 素直に口惜しい。 認知症者は自分の認知症を認知するのが難しい、という認知…
あれ? この曲のこのヴァージョンのつべ、シャイニングのサムネのやつしか見つけられずにいたのに、あるじゃないか: your house と dormouse と Vorhaus は踏んでる。 見つけた記念に、「短くてかっこいいプログレ」を集めてみる。 ストレートにかっこいい…
いえ、もちろん、私も "Faerie Symphony"(Decca、1977年)を心から愛してるんです。 ただ、「私の思うプログレ」は、"Fine Old Tom" のほうなんです。 Tom Newman "Fine Old Tom"(Virgin、1975年) 今知ったのだけど、私の聴いた Voiceprint 盤 CD(1995年…
消極的な理由のために、方法が「しかたなく」編み出されてしまうことがある。 アメーバには以前「なう」というツイッターに似た機能があった。 5年前、アメーバ退会に際して、アメブロ記事を手作業ではてなに移した時、「なう」も一部コピペして来た。なかに…
こぢゃ (id:pojama) 氏がお貼りになって知った動画。 曲、詞も良いのですが、とくに MV について。 私こういうの、笑えると同時に、ボロボロに泣けてしまうんです。 私は表現内容では泣けない。物語では泣けない。「仕掛け」で泣いてしまう。 いっぱんに、感…
あるスーパー・ギタリスト(誰だったか?)が、必ずしも得意でないアレンジまで全部自分でやるというので批判されてるのを見掛けたことがある。自らの得手不得手を自覚して、ギタリストに徹して、アレンジはアレンジのプロに任せろ、と。 一理ある。一理とい…
ペン画家の玉川麻衣氏の「濡れ女」というタイトルの作品は、少なくとも9点ある。 私が最初に拝見したのはこれで、やっぱいちばん好き。2012年09月10日の御記事。 体躯をぐ――っとリフティングさせるのは、怨念の力か。そこから髪の垂線を下ろす。 垂線が重力…
人を本当に傷付けるのは悪ではなく馬鹿、といったんは思う。 こちらの話が通じず疲れさせられる。言えば言うほど話が縺れる。でも同時に、あちらの話をこちらが理解不能ということでもあって、あちらからはこちらが馬鹿と見えるのかも知れない。 彼女が、音…
数年来の下書きを、投稿しておきます。 ツイッターでの「#ネトウヨの日本語離れ」「#ネトウヨあほ列伝」のハッシュタグについて。 ① 私がこれらのハッシュタグを批判する理由の第1は、これらが「他人の言語生活を制約しようとする」ものだから。 ② 「ネト…
If I go insane で始まる2行だけ仮定法じゃない、というところが、キモなのか、じゃないのか。 please don't put your wires in my brain の wires を私は「配線」と思ってきたけど、違うかも。 出だしの、アコギのアルペジオと、メロとして造形されない歌メ…
音楽は長調で書くもんだ — 新海智子 (@coccyx_T) November 23, 2021 とツイートしつつ、なーんも考えてなかった。 信念の表明ではない。命題として立ててみた、というに近い。 省みるに私は長調の曲が圧倒的に多いなあ、くらいの感想からだったんだけど、そ…
とある方のとあるツイートを見掛けて思い出した、この曲のこの箇所。 1'29" ~ 1'38" のメロが興味を惹く。 この曲は3つの部分 ① 0'00" ~ ② 0'34" ~ ③ 1'07" ~ から成ってて、③が他の2つと違うのは、主題があること。1'07" ~ 1'10" の2小節を幾通りかに変形し…
クラシック好きな方、プログレ好きな方でも、同じ比重でニューエイジをお聴きになる方はいらっしゃる。 彼らと私の価値観の違いはどこから来るのか?と問うて、ふと「叔母のせいなんじゃないか?」と思う。 私が彼女と直接、音楽について語ったことは、じつ…
そういえば今日12月04日、金星の最大光度(-4.7等)なんだった。当分の間、ギラギラに明るい宵の明星を見ることが出来る。 金星が最大光度になるタイミングは面白い。位相として「満月みたいに真ん丸」の時でもないし、地球から最も近くなる時でもない。 位…
音によって、どれだけシュールな夢の世界を見せてくれるか、じゃないんだ。 1粒の音の「リアリティ」が、ガビーンと脳に響く、ということ。 平生私が書いてる、音を音のまま、音楽を音楽のままに聴く、ということではある。 でも、たんに微細に聴き取るとい…
曲を再生し始める瞬間というのは大事な瞬間で、アーティスト的にも曲の始め方は重要視するわけで、音楽を冒頭から完全に聴こうと耳を澄まし全神経を集中させてるところに「吉野家」とか「楽天なんとか」とか喚かれたり「なんだしなんだし」とおちゃらけられ…
先日は、「モノゴコロの初期に音の〈高/低〉を逆に感じてた」ことを書いた。 書きながら、もうひとつ逆に認識してたことがあるのを思い出した。 自動車のタイヤの回る向き。 そもそも「車輪が回転すること」と「車体が前進すること」とがどう結びつくのか、…
恒星にはバイエル符号が付されてるために、天文好きの小学4年生は全員、ギリシャ文字、24個のアルファベットに馴染んでる。 ο(オミクロン)ときいてまず思い出すのは、くじら座の ο 星、ミラである。 Tangerine Dream "Alpha Centauri" というアルバム・タ…
詩を書くんでした。 hero [híə̯rəu] と pierrot [píə̯rəu] が踏んでるのに気付いて、これを使って1篇書くことを思い立ってから、何年経つのか。 折しも、 君には音素2つと聴こえるけど、実は16個 https://t.co/zUVxIXAjQE — 新海智子 (@coccyx_T) December…
ふと思い出した。モノゴコロの初期、たぶん3歳の頃。 音楽の記憶の、遡り得る最も古い部類の出来事。 音の「高い⇔低い」を、逆に感じてたのだ。 これは音をどう感じてたかの問題でもあるし、「高い/低い」という言葉の定義、高低の概念をどう規定してたか、…
音高を固定する。 Ⅰ 音場旋律 様々な録られ方をした A。 コンサート・ホールで、間接音多めに録られた A。 デッドな部屋で録られた A。 野原で、森で、街中で、録られた A。 エフェクターを通した A。 既存の録音物、オーケストラと共演したソロ・パートのメ…
夢で、廊下に積もった桜の花びらの処理方法を問われ、思い付いたのが「同量の梅の花びらで中和する」だった。 さて。 Ⅰ 他人様の御ブログで、フォーマットを決めて、1記事につき1アルバムを、ジャンル万遍に紹介するものに遭遇すると、私にはとても出来ない…