2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

終わらせる

つくづく私は自前の情報収集能力が無い。 叔母の書斎に籠る日々にはそれが情報源の全てだったし、次いで専らユーロ・ロック・プレスのみに頼る時代、そして専らカケレコさんとザビエルさんのみに頼る時代。 今日はそのうち、ユーロ・ロック・プレス時代に知…

Regular Music

Regular Music / Regular Music 1985年、Rough Trade。 https://www.discogs.com/ja/release/720277-Regular-Music-Regular-Music 実は今の今までドラムで Charles Hayward がいることを知らなかった。 作曲は Jeremy Peyton Jones。 Discogs を見る限り初発…

受け継げないジェネシス

Genesis "Nursery Cryme" の「B面1曲目」'Seven Stones' は大好きな曲だけど、ライヴは1972年ジェノヴァでのものしか確認できない。 メロディと和声は「聖歌みたいに簡潔な歩調」と「柔軟さ、幅広さ」との融合。メロディが和声を喚び起こしてるとも、その逆…

酸素カプセル欲しい

私は「食べない」ことはいくらでも平気ですが、「呼吸しない」ことは比較的苦手です。 食べ物は欲望の対象ですが、「呼吸欲」の語が存在しないのは、呼吸が「文化」たりえないからです。 「自然=ピュシス」のなかで「性」は《必要》ですが、これが「文化=…

ギターにおける利き手

利き手は弦をはじくことに、反対の手は弦を押さえることに、本当に適してるのか? 私は右利き用のギターでしか練習したことがないので当然と思い込んでるけど。 例えば右利きの私が左利き用のギターで練習したとしたら、上達に限界があったり、何か不都合が…

Alwa そのほか

これ(2002年) が、これ (1972年) を思い出させずにおかない。キー同じだし。 Alwa の意識に Neu! があったかどうかは判らない。 片やスウェーデンのトラッド、片やクラウトロックではあるが、思えば Neu! 曲のサイケ的「ドローン上のモーダルな節回し」…

逆にイギリス的

話し始めが必ず「違うんですよ」の人がいて、何と何が違うんだろう?と面白かった。 私自身「逆に」と言いがちだ。逆じゃないのに。接続詞ではなく感動詞 interjection として。 昔の理科年表では、光速の値が、今の定義値と微妙に違うだけでなく、最後に「±…

明日にの期待、明日をの展望

ただ素直でありたい。 ブログもそうだし、常日頃「当り前に考える」ことだけやってる。 当り前に考える結果、世間のコンヴェンションとぶつかり、「ひねくれてる」と評されることもある。致し方無い。東京致し方無い学。 明日「に」期待し、明日「を」展望す…

「ペヤング」の名を初めて見た時、「ぺ」だけ平仮名なのだと思った。 何故そう思ったのかは判らない。「ペヤング」という意味不明の文字列から、意味を読み取り可能な「ヤング」がまずひと塊として認識され、そこから「ペ」が浮いた、ということは消極的理由…

Picchio Dal Pozzo

0'39"~0'54"、1'25"~1'40"、8'04"~8'18"。 ソプラノとアルトが拍のオモテ、ギターがウラ、コテカン的に交互にやる箇所。 いや、サックス陣! そこスタカートでやっちゃ意味ないだろ! ギターがテヌート気味にやってる分、余計にちぐはぐだ。 (4'34"~4'4…

芸術は憧れる

「音楽家は自意識が言葉でなく音で出来ている、と言えるか」 との吉本隆明の質問に、坂本龍一が 「言えない」 と結論づける、みたいな件が出て来るのは、村上龍「気ままにいい夜」(TVのトーク番組の単行本化)だったか? 数学の天才って、もしかして、数を…

The Who と Genesis の影響関係って?

"The Lamb Lies Down On Broadway" が、たった1年前の "Quadrophenia" に全く影響されずに済んだとは思えない。 2枚組コンセプト・アルバムなこと。青年の遍歴がテーマなこと。 "Quadrophenia" のあの明確なライトモティーフの設定とその処理が "Broadway" …

Garamond "Quant'altro"

どうしても取り上げておかねばならないという使命感を以て。 このバンドについては情報が極端に少ない。 これでもかの雑多てんこ盛り楽想と狂気のユーモア。シリアスな作曲とシアトリカルな楽しさ。不足ない演奏力。オペラチックな女性ヴォーカルの魅力。 た…

言文一致の徹底

すでに形がありじっさい活動してるバンドにヘルプで加わるだけだと思った。 なので気が楽だった。 ライヴをいくつかこなした後、ハタと気付いた。 そのバンドは私の加入前、キーボードパートは打込みで、ドンカマありきで他のパートがそれに合わせてた。その…

語感

偶発的に「かせきさいだぁ」というお名前を思い出す。 「過積載だぁ」が由来なのかな?と思い当たりつつ。 今まで、「化石サイダー」って「一千一秒物語」的に鉱物質、と思ってたけど。 そしてまだググってないのでお仕事内容や人物像を存じ上げず、「クラム…

過去ツイ(大好きな動画)

わあ大好き。そうそう、こうやってリズムは生成される。 https://t.co/dt6DWvLaFr — 新海智子 (@coccyx_T) 2016年3月14日 今まで聴いた曲の中で1番理解に苦しんだのがこれ pic.twitter.com/xu122cx4Zx — 小針 侑也 (@yuyakobari_pf) 2016年3月14日 もう、こ…

ヒトフデガキノホシノカキハジメ(海草の一種)

この過去ツイを思い出したきっかけは、この御ツイートを見掛けたことだった: えっ①番から書き始める以外にもあるの??? pic.twitter.com/iHQK8B4hgJ — あみぽっぽ (@hnpp) 2018年4月10日 この図の不可解は、 書き始めと書き手の性格が結び付けられてるこ…

過去ツイ(一筆書きの星の書き始め)

ちょっと訂正。複数人で一筆書きの星を書いてみたところ、全員書き始めが違いました。何となく気になったので、もし良ければ皆さんの書き始めを教えて下さい。ちなみに私の書き始めは1→... http://t.co/M4u5ZXA2eH — うちいぬ (@uchiinu) 2013年8月29日 @uc…

音楽に政治を…

もう一度だけ書く。整理して書ける気がしたので。 私は、音楽に政治を持ち込む「べきでない」と言ってるのではない。 音楽に政治を持ち込むことは「不可能だ」と言ってるのだ。 音楽に政治を「持ち込むな」ではなく「持ち込めるという嘘をつくな」だ。 音楽…

私本当にバカなんです②

耳鳴る。 耳鳴り=①物音が聴こえなくなること+②発振音みたいな持続音が聴こえること だと思うけど、ときどき①だけで②がない「耳鳴りなき耳鳴り」が起きる。 ふと、 「超音波の耳鳴りが起きてるのかも知れない」 と思い、即座に自らのバカさ加減を笑った。 …

音楽は求道(ぐどう)

音楽が「社交」なんかであってたまるか、という思いが根本にある。 私の、クラシックの演奏会ドレスや燕尾服への違和感の理由。 私は音楽「を」生きる。演奏会ドレスを着ることは、音楽「で」生きることだ。 むろん、「ファッションはダサい」のは、パンクで…

協奏曲

「天才」について考える。 作曲家を評価するのに、私はこの語を使わない。天才と呼ぶことで、その作曲家のどこがどう天才なのか言い当てるのをやめてしまう。 でもまあベートーヴェンは天才なのでしょう。彼の創作の中心はピアノ・ソナタと弦楽四重奏曲と交…

メモ(線の絡み合いの音楽)

いつも音楽について考えるヒントを下さる @fomalhaut 氏の御ツイートを、またリンクさせて頂きます。 音程感を伴わない音程の無断変化を再現出来る楽器の存在は風の音の変化を聴いていると必然に満ちていると感じる。 — Yasushi_SAKAI (@fomalhaut) 2018年4…

#コンビーフの日

「4月6日の『コンビーフの日』は1875年同日にアメリカで枕缶の特許が認められた事が由来である」(Wikipedia「コンビーフ」) こんにちは、マック・ラカンです。 コンビーフと枕缶は1対1対応で結びついてるし、枕缶を以てコンビーフと認識するし、もしコンビ…

#ヘアカットの日

歴史に残る有名なフレーズとかではなく、むしろ些細な小節なり楽節、メロディやアレンジが、どういう経緯でか印象に残ってる、ということがある。 これ の2分57秒目~もそう。 もともと私はロック・ファンというより、ロックの中にプログレ要素を見つけて喜…

モテたい

ドビュッシーより、ラヴェルについて書くほうがモテる気がした。 「ステファヌ・マラルメの3つの詩」成立の経緯については、この記事 で触れた。 ストラヴィンスキーはベルリンで実際に「ピエロ・リュネール」を聴いている。「いかん!」となって「3つの日本…

#エイプリルフール ②

エイプリルフールは今年から4月2日に変更になったのに、なにみんな今日から嘘ついてんの? 音楽は、というか文化一般は嘘です。 音楽の直接性・同一性という嘘はつきたくない。 音楽の真実は、音楽そのものとしての真実。嘘であるという真実。 当ブログを「…

#エイプリルフール

私は嘘をつかない。 私が嘘をつかないのは、嘘をつきたい欲求が無いからで、倫理ではない。 音楽は私の生そのものなので、パクるとか、他人の力を借りるとかして何かを成し遂げても意味が無い。 つまり、私が嘘をつかないというのは、何かを成し遂げるための…