めんどいということ

ドラムトラックを打ち込むのが「めんどい」というツイートを見掛けた。

その方の制作環境を存じ上げないし、問題になさってる「めんどさ」の質やレヴェルは、たぶん私の想像を超えてるんだろうと思う。

私の場合は単に、KORG01/WFD(midi ハードシンセ)で、ドラムやパーカスの音色を作って(プリセットをもとにこれを好みの音にエディットする、という場合が殆どだけど)、61鍵上に並べて、シークエンスに1ノートごとの演奏情報を打ち込む、ということしかやってない。リアルタイム録音で大まかに打込んで、1音ごとにクロック単位のステップタイムとヴェロシティを作ってゆく。

その方の制作は、そんな低レヴェルのことでは無いのだろうけど、私は打込みのどの過程も、ただただものを作る「たのしさ」しかないので、音楽を作る過程が「めんどい」ということがあり得るということが、ものすごくショックだった。

他人事なのに。

 

めんどいとはどういうことだろう?

複雑で手間が掛かるからめんどいのか。あるいは逆に、単調な単純作業だからめんどいのか。

私がめんどくないのは、すべての過程が「作る」ことだからかも知れない。「作業」として「片す」となると、めんどいのかも知れない。

三木黄太氏の訃報

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・三木黄太逝去のお知らせ
(この投稿は三木黄太の遺族によって投稿されております。)

2020年4月28日、三木黄太は長野県伊那市にあるアートファニチャーギャラリーの工房において亡くなった状態で発見されました。検死の結果、発見日の前日27日に心臓に起因する突然死であると推測されております。
生前幅広く交友関係を持っていた黄太ですが、時節柄葬儀は親族のみで執り行われました。

突然の別れとなってしまいましたが、生前より親しくされたご友人の皆様、そして黄太の手によって作られた家具・遊具をご愛顧いただいているお客様には心より感謝を申し上げるとともに、ここに謹んでご通知申し上げます。

なお、今後のアートファニチャーギャラリーの運営についてはまだ注文等の全容を把握しておらず、遺族で協議中です。ご迷惑をおかけいたしますが、少々お時間をいただければ幸いです。

 

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絵本を探しています #わたしたちのえほん ※追記しました※

 

フォーマルハウトという星は実在します。「魚の口」という意味の名前(アラビア語由来)で、「みなみのうお座」のα星です。

が、みなみのうお座にも、フォーマルハウトにも、該当する内容の伝説が無いので、オリジナルのストーリーと思われます*1

 

私もググってみましたが、お手上げでした。

1978年刊のこれ

にはみなみのうお座の伝説が含まれるようなのですが、おそらくギリシャ神話で、お尋ねの内容とは食い違うと思われます。

ちなみにこの本は、2008年に、絵:東逸子の新装版が出ています。

 

どなたかご存じないでしょうか?

 

追記 2020年05月07日

お探しになっていた しおだまりん さんからお知らせがあって、タイトルが「おばけのカスパン」であることが判明したそうです。

ウェブ上では、

文・絵:香山彬子

出版:講談社 1976年3月

という情報がありますが、書影も、レヴュー記事も、見つかりません。

どこかの図書館にまだあるかも。

*1:みなみのうお座バビロニア起源の星座です。Wikiみなみのうお座」によると、

偽エラトステネスは「大魚」と呼び、うお座の2匹の魚の親であるとした。彼は、シリアの豊穣の女神デルケト(Derketō, アタルガティスギリシャ名)が、シリア北部のユーフラテス川近くの街ヒエラポリス・バンビュケ (Hierapolis Bambyce) にある湖に落ちた際に大きな魚に助けられた、という話を伝えている。紀元前1世紀頃のギリシャの作家シケリアのディオドロスは、「デルケトは若いシリア人のカイストルスとの情事を恥じて湖に身を投げた。彼女は恋人を殺して娘のセミラミスを捨て、自らは人魚となった」と伝えている。このほかに、みなみのうお座に関するギリシャ神話は特に伝わっていない