ピグワールドのスクショ、お見せするに値する箇所は取り上げ済みですが、
12月終了なので、というエクスキューズのもと、基準を緩めて、
落穂拾いというか、アウトテイク集というか、です。
個人的にはそれぞれ大切な心象風景たちです。
下から伸びてきた住宅地の裏手、上から迫ってきた内海との狭間の未処理のエリア、最後までデザインを保留していた空き地。
「海岸のコンクリートの構造物が叢に半ば埋もれる」「経年変化」の感じを求めました。この「構造物」が何なのかは私にも判りませんが、欲しい「質感」には近付けました。
「土手」とか「堤防」とかの高さ方向は、ピグワールドでは作れません。
「あじさいの塀*1」は、「香港の竹林*2」から垣間見せて、夜見るとほんのり明るく浮かび上がる。
道路をこの幅で敷こうとすると、土地がいくらあっても足りないことに気づき、この長さで中断。
「風船ワゴン」は、向きを変えて複数個組み合わせると、パターンの変化を作れて、使える。
「桜咲く温泉宿の道路」と「桜の道路」は別のイベの道路だけど、組み合わせて使うと、単調を免れる。
私がピグワールドでやってたことは結局、もっぱらこういう「有機的」であるための工夫、でした。
チュートリアル終了後、まず大事なピグともから住まってもらいます。
親友3人組の家が並んで面する、当時の「メインストリート」は、今は大胆に造形された街並に埋もれています。旧街道が、国道に平行してひっそり静まるみたいに。
チュートリアル終了時点の路線の形がそのまま残っているのは、この1か所だけです。ごく短い区間だけど(画像に見えてるので全部)、焦げ茶色の「星空の街の道路」を使っていたのを、明るい青紫の「紫石の道路*3」に敷き替えた、これがワールド最後の仕上げのいちばん重要なことでした。
ちなみにチュートリアル終了時点の図: