日記 2018年08月12日

出先から徒歩での帰途、高速道路に沿って工事のフェンスが切れ目なくどこまでも続き、阻まれる。

最初は私一人。女性に出会う。

声を掛けてみると、私一人が困ってるのではなく、問題が共有して認識されてると知り、安堵する。

自宅から高速を隔てたこちら側にいては、私は鬱になってしまう。

いつのまにか、木造の小さな校舎風の建物に、多くの人とともに、いる。

第一義的には「安倍政権の愚策によって迷惑を蒙った者たちが、出先で結集して対処を試みてる」のだが、第二義的には「安倍ファシズム政権が強制的に市民を分断し収容してる」のだ。

私はまず地図が欲しかった。現在地と自宅をプロットし、方角を把握するための。

その手の資料は私たちの手元から既に奪われてる。その場の人たちから情報を集めて自分で地図を描こうとする。何かの冊子の裏表紙が白く、幸いその裏が不要の広告なので、それを破いてそこに書こうと思う。

たまたま集められた人たちなのなら、全員が反安倍の味方とは限らない。自ら結集してるのだとしても、密告者が紛れてるだろう。地図を描くという挙動は本来大っぴらに出来ないが、私は構わない。

ここまでは、政権の影は、具体的には表れない。私(たち)の勝手な妄想かも知れない。

ところが、管理する側の数人(女性)が現れ、人肉料理に相応しい若い女性をここから徴用すると告げる。数人の名前を読み上げる。

「〇〇さん、△△さん、□□さん、でいいですね?」

人々の中から「それでいい」という数人の男性の声がする。

私は異を唱える。これは乃ち、代りに私にしろ、を意味するが、年齢を理由にハネられるかな?とも思う。

 

(川に橋が無かったり、迂回の末袋小路に嵌まったり民家の敷地に出たりで、目的地に辿り着けない、という夢は普段からしょっちゅう見る。)