ディジュリドゥ didgeridoo、didjeridu は、私自身の固定観念からすると、また西洋の楽器分類の慣習に照らしても、管楽器だ。発音原理上の分類は金管楽器。
これが、アヴォリジニのあいだでは打楽器に分類される、とむかし聞いた。咄嗟に腑に落ちなかったが、たしかに、基音に関する限り音高が一定で、メロディの要素よりもビートが強調されることを思えば、用途・機能としては打楽器だ。
このことについて5年前、マーキー・ジョモラ 氏(ヘニュード・イオンカ(アイヌ民族のディジュリドゥ)の製作、演奏)に教えて頂いた。
ジョモラ氏がこの動画
をツイートなさってて、それへの私のリプへのリプを頂戴した。
@coccyx_T ディジュリドゥは完全に打楽器ですね。ビートを打って倍音が勝手に繋がってメロディ風に聞こえる感じです。和太鼓に近いかな。これを理解しないと伝統奏法は出来ません。
— マーキー・ジョモラ (@djomula) 2013年6月18日
カンテレ kantele について。
5年前、民族楽器専門店トーザイ@tozaimusic さんがこの動画
をツイートなさってた。
音階の全部の音が開放弦で並んでて、不要の音を左手指でミュートして、右手でストロークすることで和音を出す、ということがよく判った。
スオミのフォークグループ Suden Aika。撥弦楽器カンテレと擦弦楽器モラハルパ(moraharpa、スウェーデンの楽器。ニッケルハルパ nyckelharpa の前身) が使われてる。
過去ツイ掘ってて見つけたネタ2つでした。
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