Todd Rundgren "A Wizard, A True Star" あまり憶えが無かったので今つべでフルアルバム聴き直した。
いやはや凄いんだけど、後半、アナログ盤でいう「B面」の「ポップ」がしんどかった。
実家で聴いた当時もこれでへこたれたんだと思う。
以前アメブロで「Pop=誰得?」というタイトルで1記事書いたんだった。内容思い出してみる。
私にとって音楽はどこまでも Personal のもので、自室で、1人で、ヘッドフォンで聴くものだ。
Pop は Public の場に供されるもので、最大公約数的なものだ。
King Of Pop と呼ばれる方は、「多く」から愛されてるが、果たして「深く」愛されてるのか?
King Of Pop が、ある1人の Pop ファンにとって、切実に大切な存在、ということがあるのか?「Pop で救済される自己」を私は想像できない。
私にとっては音楽は、生そのもの、私そのものであって、消費されるべき「エンタテインメント」ではない。
こういう内容を含んでた。このあと頭文字つながりで Problem という単語を出して何か言ったはずだが思い出せない。
タイトルからして「けっきょく Pop は誰も幸せにしない」というのが主旨だった筈だが、そこも思い出せない。アーティストが、Pop を提供することで自らを疎外する苦痛と虚しさ、を言ったんだろうか。
Popは作り手をも聴き手をも疎外する。私は私自身でありたいのだし、アーティストが彼自身であるところを見たいのだ。いったい誰得?と。
あ、"Hermit Of Mink Hollow" はCD買ったんだった。売ったけど。