11月18日は、1974年にGenesis "The Lamb Lies Down On Broadway" がリリースされた日、と今日19日になって知った。
私はこのアルバムのミックスが都合何種類あるか把握してない。
最初に聴いたのは実家のアナログ盤。
私が買ったエディション(CD)では、開始部がフェイドインという無謀な処理をされていた。
アナログ盤を聴くと、バックでブーム音が薄く持続してて、開始部のような弱奏の箇所でこれが目立つので、これへのノイズ・リダクション意識が行き過ぎたんだろう。
つべで 'remaster' として上がってるエディションでは、私がたまたま耳にして気付いた範囲で、例えば 'The Lamia' がフェイドアウトで終わる間際のフルートソロのパートが音量的に引っ込んでてよく聴こえない。
好きな箇所だし、マスキングする積極的理由は無いと思うんだが。
で、11月18日はうちのバンマスの誕生日です。
氏自身「ジェネシス的」という1曲。
「ジェネシス的」というのは、「似てる」の意味ではないし、バンマス的に褒め言葉でもない。
氏からのメールが消えちゃったので不正確な引用:
「コンポジションを突き詰めることよりも雰囲気の表出がしばしば優先されてる、その意味でジェネシス的」
ジェネシスのスタイルを模倣しないことによってジェネシスのクリエイティヴィティを受け継いでる、と言いくるめてみる。
私はとにかく世に蔓延るジェネシスフォロワー達の不毛に腹が立ってる。
氏の作風を代表する曲ではないけど、妙に好きなので、リンクします。
良くない聴き手、良くない紹介者です。
ムーヴィーは私が勝手につけたもので、後半、音と絵がシンクロしてません。原因不明。
追記
「パラボラは空に属す」の詞(バンマス作)は英語のように聴こえますがハナモゲラです。
作曲の経緯としては、初めにサビ部分(0'51"~1'16")があった。
いつからかバンマスの頭の中で、ゲイブリエル風含む2~3人の男声ユニゾンで、鳴ってた。
これがどうしても自力で思い付いた楽想と思えず、無意識に盗作してる危惧を拭えなかったが、出典を見つけることが出来なかった。
ということだったけどその後出典見つかっただろうか?
お判りになる方いらっしゃるかな?
(たしかに "Trespass" かさもなくば "From Genesis To Revelation" にありそう。無いけど)
ジェネシスを好きと表明するのは「恥かしい」、という感覚は、私も、共有して然るべき立場なのかも知れませんが、私の「気質」として「親密」なのはヘンリー・カウよりもマグマよりもジェネシスなんです…
当ブログでいちばん頻繁に言及してるバンドかも。