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ベルクのヴァイオリン協奏曲の出だしについて改めて持った感想について書くための道程①

音楽

5度圏/4度圏 長調短調 リディア旋法 倍音系列 サブドミナント

ドローン/カデンツ ドビュッシーシェーンベルク

 

 

音を完全5度で積み上げてゆくと、

cーgーdーaーeーhーfis

とどこまでも協和して開放的な響き。

完全4度で積み上げると、

cーfーbーesーas…

と途端に不協和で閉塞的な響きになる。

 

長調短調かを決めるのは音階の第3音と第6音の高さだけど、

長調のミ♮、ラ♮は5度圏の音、

短調のミ♭、ラ♭は4度圏の音。

長調は明るい、短調は暗い、というのはつまり、長調は開放的、短調は閉塞的、ということ。

私は音楽は感情表現ではない、音楽と感情とのあいだに関数は存在しない、と思ってるので、「明るい/暗い」を「楽しい/悲しい」と言い換えるのには抵抗がある。

ロマン派的で。

 

長調については和声を体系づけられる。

それを短調にそのまま平行に移して当て嵌められるわけではない。

まさに、まずMajorあってのminor。

G7なりCsus4なりのファがCのミに進むと解決と感じるが、Cmの、4度圏の音であるミ♭に進んでもいっこう解決と聴こえず、だから短調の曲はしばしば曲終わりでミに進んで長調で終わる。

 

長調の音階はドを主音とし、その平行調短調の音階はその短3度下のラを主音とする、べきだろうか?

(ちなみに「平行調」という言葉をほんとうは使いたくない。これらは断じて「平行」ではない。これを平行というなら、全てのディアトニック・スケールが平行となってしまう。)

 

結論から言うと、私は、リディア旋法を長調の音階とすべきだと思う。

「5度圏」と「長調」との親近性から導く結論である。

リディア旋法は、含まれる7つの音を全て、完全5度の積み上げで得られる。

サブドミナントが存在しない」ことがこの旋法の重要な特徴だが、サブドミナントについては次回書く。

 

短調はどうすべきか?

平行調」は長調の短3度下であるべきか?

ここはちょっと今の私には決めかねる。

 

 

今回はここまで。

さいきん、ベルクのヴァイオリン協奏曲の出だしについて新たに気付いたことがあって、でもそれを書くには、まずその前段として、以前アメブロで書いた5記事分を復元せねばならないのだった。