若かった一時期、音楽の不可能性に苛まれた。
音楽は、ただ不毛であるばかりでなく、悟りへの道を妨げミスリードする積極的「罪悪」だ、という観念。
「人為」を信頼できなかったその時期、苦しいので、逃げ道を作った。
夢で聴こえてきた音楽は正しい、と仮に決めた。
私が人為で作ったんじゃない。向こうからやってきたのだからしょうがない。
ということが出来たのも、じっさい夢でよく音楽が聴こえてたし、目が覚めてからメモったものが、使い物になったから。
今年7月24日、ばりゃぴさんのお誕生日にプレゼントした曲(あとで手直し)。
作曲打込作業は前日1日間足らずだけど、むかし夢で聴いた断片がもとになってる。オリジナル夢ヴァージョンではチロリン風の女の子ヴォーカル4人組がハモってた。
今年8月10日、シロさんのお誕生日にプレゼントした曲(あとで手直し)。
打込作業は当日1日間足らずだけど、譜面は昔の、夢で聴いた曲のメモ。
これも歌モノで、今回は歌メロをヴィブラフォンの音色で仮になぞってる。
さいきんは夢で音楽聴くことがほとんど無い。