T.Sasaki 「ダンス」

 

S氏の作曲の中で、私が勝手に「副産物系」とカテゴライズしてる数曲がある。

妙に音が薄いのが、書きかけだからなのか、無駄に音を重ねることを拒絶した結果の正解なのか、判断つかない一群。

 

この「ダンス」はとくに、S氏には珍しく「リフ」が多くて、密度を下げてる。

「無駄に音を重ねることを拒絶」することは乃ち「密度を求めること」だから、矛盾する。

納得ずくの「音の薄さ」、とは言い訳しにくい。

ダンスなのだからリフが多いのは当然、ともいえるが、むしろリフが多いことの言い訳として「ダンス」というタイトルが選ばれてる、と見える。

 

「副産物系」にはほかに、呼称の由来であるこれ  

とか、これ

とか、これ

がある。

これらの「音の薄さ」に私は勝手に「疲れ」「加齢」を読み取ってしまう。

しかし今日の私、ヒドいな。

 

「ダンス」のアイコンの候補だった絵たち:

f:id:shinkai6501:20161006221816p:plainpavane

f:id:shinkai6501:20161006221905p:plain「秘儀」のイメージ

f:id:shinkai6501:20161006222108p:plaindance macabre

f:id:shinkai6501:20161006222226p:plainアルカイック

f:id:shinkai6501:20161006222303p:plain最初はこれにしてた