David Bowie

(2016-01-12 記)

 

 

前記事でボウイを載せたら亡くなってしまった。

 

私はLow、Heroes、Lodgerしか知らない。

自らの過去のキャリアを否定し変化し続けること自体が本質だったような人なんだけど、私のボウイ像はイーノとの共同作業の時期に限られる。

 

Lodgerは前2作でのやり尽くしのあと余力でもう1枚作ったみたいな印象。

基調がポップで実験性が後退。

でもじつはジャケに関しては私はこれがいちばん好き。

Lowのジャケはボウイ自身不満だったと聞いた。

突然ベルリンに籠ってしまって、提出してきた作品の余りの先鋭に、レコード会社の上層部は

「なあ、頼むからフィラデルフィアに戻ってもう一度売れるアルバムを作ってくれ」

と言った、ジャケもその無理解との妥協の産物だったような。

結局代表作になったわけだが。

Lodgerのジャケの、スター性を剥奪するような、公衆トイレみたいなシテュエイションで殴られて倒れて「ヒッ」ってなってる瞬間みたいな、「鼻っ柱をへし折られた」ボウイが最高にかっこいい。

自己批判精神を、ボウイらしい、と感じる。

写真の質も、Heroesでのあの超高品位と真逆のベクトルが最高にかっこいい。

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